熱帯魚飼育#6 – ダークブルーシュリンプ – 抱卵個体を水槽へ導入・繁殖について

熱帯魚飼育#6 – ダークブルーシュリンプ – 抱卵個体を水槽へ導入・繁殖について

はじめに

こんにちは。今回は遂に飼育することとなった ダークブルーシュリンプ について紹介したいと思います。
ダークブルーシュリンプとは、青い色が美しい小型シュリンプの一種で、チェリーシュリンプの改良品種です。濃いブルーの体色が特徴の、とてもカッコよくてクールなシュリンプです。

水槽のレイアウトも色々変更があり、後でも書きますが、今まで居たミナミヌマエビは、専用の別水槽へ。そして、今まで使用していた水槽にダークブルーシュリンプがお越しになりました。

ネットで5匹購入したのですが、その内の1匹が抱卵していて、なんとか元気に産まれてほしいと、水合わせから慎重にしました。

レイアウトを変更、ミナミヌマエビは独立

6-ダークブルーシュリンプ
ダークブルーシュリンプ達。レッドラムズホーンと共に。

前回の記事までの水槽で飼育していたミナミヌマエビを別の60cm水槽に引越しさせ、その水槽にダークブルーシュリンプを5匹お迎えしました。

水槽には今までの環境と同じで、低床の大磯砂や流木、水草などを入れて、ダークブルーシュリンプに快適な環境にしていきたいと思っています。
水質管理はダークブルーシュリンプを購入してからは、ほとんどしていません。というのも、ダークブルーシュリンプはネットで購入したのですが、1匹抱卵していて、もうすぐ稚エビが産まれそうだったということもあり、あまり水質の変化をさせたくなかったのです。
今は夏前なのでヒーターを使用していませんが、だいたい水温は20~22℃前後です。

ダークブルーシュリンプのエサには、ミナミヌマエビと同じ、100均で購入したエビのエサを、1週間に一度、少しだけ与えています。
でも、結局ほとんどが水槽内に増殖中のレッドラムズホーンに食べられてしまっています…。
バクテリアがいると思うので、そこまでエサには気を使っていません。
今まで、ミナミヌマエビはエサ無しでも数ヶ月間ピンピンしてますし!いったい、何を食べているんだろうと、本当に疑問ですが、いるんでしょうね。バクテリアみたいな、目に見えない何かが。

ただ、引っ越したミナミヌマエビの別水槽は、gex社のコーナーパワーフィルターf1とリングろ材こそ使用していますが、低床もなく(濾過マットが敷いてあるだけ)人工カボンバと、溶岩石がいくつかあるだけなので、あまりバクテリアも繁殖しないのではと思い、週に1、2度、エサを与えるようにしています。

ダークブルーシュリンプの繁殖

ダークブルーシュリンプはミナミヌマエビと同様、繁殖しやすいシュリンプです。購入したエビの中に抱卵個体がいて、1週間程で稚エビが産まれました。何匹産まれたかはわかりませんが、出来る限りみんな元気に育っていて欲しいですね。

6-抱卵個体
影になってますが、抱卵個体です。常に物陰に隠れていて、中々うまく写真が撮れませんでした。

ミナミヌマエビもそうですが、基本的にシュリンプの稚エビが産まれるまでは、こんな感じです。

  • 成熟したオスとメスを同じ水槽に入れる
     メスの背中に卵が見えるようになります
  • メスが脱皮するとオスが求愛行動をする(抱卵の舞)
     オスが水槽内をせわしなく泳いでいるようにみえる、あれですね
  • 交尾が成功するとメスのお腹に卵が見える
     ダークブルーシュリンプは卵も濃い青色に見えました!
  • 抱卵期間は約3週間ほど
     噂では、満月や新月に抱卵やハッチアウトするらしい
  • 稚エビが孵化する
     気づいたら小さなエビが…。感動の瞬間です!

稚エビが生まれるときは、この水槽には熱帯魚はいませんが、他の魚と混泳している場合、食べられてしまう危険性があるので、水槽内に隠れる場所があるといいですね。
マツモやウィローモス、溶岩石と流木の間などに隠れているのがたまに見えます。(普段は隠れるのが上手く、探しても全然見つからない)

他に、餌となる微生物が豊富に存在している状態であると稚エビには良い環境ですよね。個人的には、よっぽど普通に飼育していれば大丈夫?だと思っています。
稚エビは成長するにつれて徐々に色づいていきますが、個体差があるので、ミナミヌマエビっぽい透明な色をしたのも産まれました。
が、この透明な個体は数日経った辺りから姿が見えなくなりました…。隠れているだけなら良いのですが…。
約1ヶ月ですが、少しずつ親と同じくらいの濃いブルーになってきています。

6-3 - ダークブルーシュリンプ の稚エビ
産まれて1週間ぐらいの稚エビ

終わりに

ダークブルーシュリンプを飼育してみてると、とっても可愛くて、ずっと眺めていられます。
青い色が水槽内で映えて、見ているだけで癒されます。また、繁殖も簡単なので、どんどん増やすこともできます。水草などのコケ対策にと、小型シュリンプを飼ってみたい方には、オススメの品種です。

ただ、ミナミヌマエビでもそうですが、急な水質の変化には結構ストレスがかかっていると思うので、導入時の水合わせは慎重にしたいところです。
今回は点滴法で1時間半ほど?かけて水合わせをしてから、水槽に導入しました。
あまり時間をかけ過ぎるのも賛否両論あり、良いか悪いかはわかりませんが…。

ただ、この記事を書いている時点でダークブルーシュリンプを購入してから1ヶ月ほど経過してますが、5匹とも元気なので、少なくとも悪くはないのかな、と思います。

最後に、この記事をご覧いただき、ありがとうございます。今回の記事でダークブルーシュリンプの魅力を少しでも伝えられたら嬉しいです!
これからも熱帯魚(今はエビメインですが)や水草に関する記事を更新していきますので、よろしくお願いします!

6-現在の水槽
現在の水槽はこんな感じです

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