熱帯魚飼育#9 – アヌビアスナナプチを購入 – 活着・育て方について

アヌビアスナナプチを購入 – 活着・育て方について

アヌビアスナナプチ_03

はじめに

Amazonでアヌビアスナナプチを購入しました。
前からアヌビアスナナって、良いよな。と思っていたので、遂にといったところです。
実際に購入してみてどうだったのか、そのレビューをしてみたいと思います。

購入したのはAmazonでしたが、同じところの同じものが楽天市場でも購入可能となっています。

届いた時の状態

届くのは、注文してから4〜6日程かかるとメールに書かれておりましたが、2日後には発送され、3日後には届きました。思っていたよりも早く届き、大変驚くとともに嬉しくもありました。

届いた日は夏前というのに、気温は30度程あり、さらにメールでポスト投函が完了しましたと届いた時には外出しており、少々焦りました。
それから1時間ほどして帰宅し、到着した封筒を開封してみましたが、中身はとても丁寧に入れられておりました。

アヌビアスナナプチ 袋の状態

「不良品は再送します。」と書かれていたので、中身を見る前からとても安心しました。
中の新聞紙は水で濡らしてあり、丁寧に梱包していただいているな。と感じます。

アヌビアスナナプチ 開封時

実際に中身を確認してみて

こちらが、実際に届いたアヌビアスナナプチです。
とても綺麗で状態も良いと思います。

ここで、根っこを少しカットしてから、流木やらに巻きつけようと思っていたのですが、数を数えてみると、あれ?となりました。

なんと8株も入っていたのです!
1株多いのであれば、まぁ嬉しいな。という気持ちになりますが、流石に8株も入っていると、良いのかな?と逆に少し不安になります。

楽天市場のレビューでは「おまけが付いていた」など、色々と良いことも書かれていたり、まぁあまりよろしくないような内容もありましたが、私はとても良かったと思います。

あまり良いことばかり書いていると「水草専門店 イイ水草市場」の回し者なのではないかと言われそうなのですが、今回はたまたまだったのかもしれませんが、内容がとてもよかったので、記事にしてしまいました。

アヌビアスナナプチ レイアウト後

水槽に導入

とりあえず、少しだけ根っこを切り、流木や溶岩石に、100均で購入した「テグス」で巻き付け、水槽に入れた状態です。

右側の流木の画像に写っていない部分にも巻き付けてあります。それを踏まえてよくよく数えてみると、8株あるのがわかると思います。
そして、個人的にはとても状態が良いものだと感じました。

アヌビアスナナプチについて

アヌビアスナナプチはとても成長が遅く、1ヶ月でおおよそ2cm程度らしいので、気長に育つのを楽しみたいと思います。

また、光量も特に必要なく、あればより良い、ということなので、そこまで気にすることなく育てられますし、CO2も必要ない(基本的にCO2の添加は考えていない)ので、安心してレイアウトすることが出来ます。
成長が遅いことも、ややじれったく感じる時もあるかもしれませんが、そこまでトリミングに気を取られることがないと考えると、とっても良い水草だなぁと思います。

さらに、アヌビアスナナ系は非常に丈夫でちょっとやそっとでは枯れることはない。らしいです。
実際にこれからどうなっていくのかはわかりませんが、また記事を書く際に画像に写っていれば、あぁ、アヌビアスナナプチ元気なのね、と思ってもらえればと思います。

購入を考える時に他に不安に思って調べたことを少しだけ書きたいと思います。

水質は弱酸性〜中性ぐらいに適応しているので、おそらくもう少し幅広く育てることが可能なのではないかと思っています。
水温に関しても20〜28度程度は耐えるらしく、比較的低水温にも強いので、室内環境であれば冬でも乗り越えてくれるのではないかと期待しています。

葉も硬く、かじられることが少ないため多くの熱帯魚との混泳にも向いていそうです。

ところで、普通のアヌビアスナナではなく、プチにした理由のひとつとして、サイズがあります。
アヌビアスナナは葉の部分が7cm程度になるので、成長するまでに時間がかかるとしても、その内水槽内がとんでもないことになるかもしれない、と少しびびっていました。
プチの方といえば、1.5〜3.5cm程の葉のサイズということで、安心して水槽に入れられるかな、ということでプチを選びました。

見た目もインパクトがあり、茂っている姿はかっこいいですよね。

さいごに

今回も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます!

基本的には第6回の記事にあるダークブルーシュリンプが好きなので、Twitterでもダークブルーシュリンプについてのつぶやきが多いですが、各水草の成長も実際どうなのかを記事にできたらと思います。
私も水槽も、みなさま共々に成長していければと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします!

ブログトップへ スクラッチサイトはコチラ

熱帯魚飼育#8 – ミナミヌマエビ – 引っ越し後の水槽

熱帯魚飼育#8 – ミナミヌマエビ – 引っ越し後の水槽

はじめに

こんにちは。今回は前回の記事でも触れましたが、別の60cm水槽にお引っ越しをした ミナミヌマエビ についての記事を書きたいと思います。
引っ越し先の60cm水槽は、ダークブルーシュリンプ達のものと同じサイズで、違いは曲げガラスになっているかいないかの違いです。
初期の頃に購入したカボンバの人工水草が入っているだけの水槽で、濾過は今まで使用していた、gexのコーナーパワーフィルターです。
それでも、ミナミヌマエビ達は日々元気に過ごしております。
基本的には、人工カボンバの中に隠れていて、エサを与えた時にワラワラと出てくる姿が、とても愛らしいです!

ミナミヌマエビカボンバ
人工カボンバとミナミヌマエビ

ミナミヌマエビとは

「ミナミヌマエビ」は、十脚目ヌマエビ科カワリヌマエビ属に分類されるエビの一種で、一般的に販売されているミナミヌマエビは海外原産のシナヌマエビとの交配が進んだものがほとんどで、遺伝子的には日本固有のミナミヌマエビが販売されていることは珍しい程だと聞きます。

日本固有のミナミヌマエビと、シナヌマエビとの違いもパッと見た感じでは見分けがつかないようで、実際に飼育している方で、そこまで気を付けている人は、多分いないでしょう。

しかし、ミナミヌマエビのことを調べていくと「飼育をやめるから、川に流そう」というようなことは、絶対にやめよう。と、改めて思えるようになると思いますので、是非一度ミナミヌマエビのことを詳しく調べてみていただきたいと思います。

ミナミヌマエビを水槽に導入する

ミナミヌマエビを購入し、水槽に入れる時は、ダークブルーシュリンプの記事でも書きましたが、元の水質と、これから入れる水質・水温の違いによるダメージはかなりある、と思っています。
初めて購入したとき、水温は合わせましたが、水質は本当にざっくりとしか合わせず水槽に導入したのですが、1週間〜2週間ほど経つと、ポツポツと落ちていく個体がいました。
もしかしたら、その時の水槽の環境が悪かったのかもしれませんが、その経験から、熱帯魚を水槽に入れる時には、水質・水温はしっかり合わせてからにしよう、と思うようになりました。
一度、水槽の水に慣れてしまえば、意外と丈夫で、そこそこの環境でも平気だと思いますが、急な変化にはそこまで強くない、という感じです。
丈夫で飼いやすく、初心者の方でも安心して飼育は出来ると思いますが、最初は気をつけて慎重に入れた方がいいと思います。

ミナミヌマエビの飼育温度

ミナミヌマエビは、元々日本の流れのゆるやかな川や池などに生息しているので、日本の気候でも問題なく生息できています。
ですので、室内飼育であれば、特にヒーター無しでも越冬可能です。実際、私の家でも、ヒーター無しで水温8度程度の冬を越しています。

ただ、夏場の一番暑い時期や、真冬の一番寒い時期に、ある程度耐えられない個体がいるかもしれません。最適な水温は20〜26度です。
我が家の室内環境でも、30度辺りから少し調子が悪くなりだし、体力を消耗しているような気がするので、可能であればクーラーをつけたり、ファンを水面に当てたりし、水温を下げた方がいいかもしれません。直射日光が当たる環境なら、日陰に移動させたり、日除け対策をするのも良いと思います。

ミナミヌマエビの飼育環境

よく、コケ取り要員としてタンクメイトに選ばれるミナミヌマエビですが、ガラス面のコケには、ほぼ効果はないように見えます。水草や流木、溶岩石などをいつもツマツマしています。

とてもおとなしく、3cm前後のサイズ感なので、ほとんどの小型熱帯魚やメダカと相性が良く、気を使わずに飼育できるシュリンプです。大型種や肉食系の魚と混泳すると、食べられる危険性があるので、注意が必要です。雑食性でも、稚エビなど、口に入れば食べられてしまうので、混泳する場合は対策は必要だと思います。

我が家では、ウィローモスなどの水草につくコケを食べてくれている(ように見える)ので、水草の元気がなくなったり、ということはそんなに無いのかな、と思っています。

水槽内のpHを計測したことがないので、現在の環境がどうかはわかりませんが、月に1、2回、1/3の水換え程度でも元気です。エサを頻繁に、また大量に与えていると、水質が悪化し消耗していくと思いますが、他に熱帯魚などがいない環境であれば、そこまでエサを与えることもないと思うので、気にすることはないでしょう。

ただ、上の写真にもあるように、隠れ家があると、とても気に入って、基本的にはずっとそこにいる感じです。落ち着く環境を提供するのも、必要なことだと思います。
ウィローモスは相性が良いとよく言われています。入手し易く、育て易いので、オススメです!

我が家では、gexのコーナーパワーフィルターを使用していますが、60cm水槽でも、ミナミヌマエビだけなら十分だと思います。

ミナミヌマエビの繁殖

8-1 ミナミヌマエビ 抱卵個体など
エサに集まるミナミヌマエビ達

我が家のミナミヌマエビ達は、20度を超える時期が来ると、繁殖しだすような気がします。
今年(2023年)は、5月に入り、気温が20度を超えてきたな、思ったら数匹抱卵していました。
ヒーターを使用していれば、年中抱卵の可能性があるので、特に問題はないですね!

暖かくなってきたら、100均のものでも良いので、週に1度程度、少しエサを与えると抱卵する可能性が高くなるように思います。冬場はたまーにしかエサを与えていませんでした。

さいごに

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。今回の記事で、少しでもミナミヌマエビの魅力を嬉しく思います。これからも熱帯魚・シュリンプ・水草などの記事を更新していきますので、よろしくお願いします!

関連記事

ブログトップへ スクラッチサイトはコチラ

熱帯魚飼育#7 – 水草 – 水槽のレイアウト

熱帯魚飼育#7 – 水草 – 水槽のレイアウト

はじめに

こんにちは。今回の記事は、流行りのAI(Bing)に、文章を書いてもらい、それを参考にしながら記事を作成してみました。さいごに、その時の画像も添付しています。(長かったので、最後にしました。)
今日は水槽で育てている 水草 について紹介したいと思います。私は前回の記事でも触れましたが、ダークブルーシュリンプとレッドラムズホーンを一緒に飼育しています。ただ、水草というと、熱帯魚の飼育に欠かせないものというイメージがありますが、実は水草だけでも十分に楽しめるものです。水草は色や形が豊富で、水中で美しく揺れる姿は癒し効果抜群です。 また、水草は光合成を行うため、水質を浄化し、酸素を供給する役割も果たします。 私は水槽で水草を育てることにもハマっており、現在は7種類の水草を育てています。 今回は、それぞれの水草の特徴や育成過程、成長の様子をお伝えします。

水槽の設備-水草を育成できるのか

私が使用している水槽はニッソーの60cm水槽です。容量は約65リットルで、幅60cm奥行30cm高さ36cmです。 このサイズの水槽なら、部屋に置くスペースもそれほど取らず、手入れも比較的楽です。 また、このサイズなら、多くの種類の水草を育てることができます。

照明はニッソー LED PGライナー600 ブラック 60cm水槽用LEDライトを使用しています。 このLEDライトは1050lmの明るさで、色温度は12000Kです。色温度が高いと、水草の色が鮮やかに見えます。 また、LEDライトは消費電力が約14.5Wと比較的少なく、発熱も少ないため、長時間点灯しても問題ありません。 私はこのLEDライトを朝8時から夜8時までの、1日12時間点灯しています。

フィルターはテトラのオートパワーフィルターAX-60という外部フィルターを使用しています。このフィルターは最大流量が480〜570リットル/時間で、ろ過能力が高いです。 また、外部フィルターなので、水槽内にスペースを取らず、見た目もすっきりします。 このフィルターには付属の活性炭やリングろ材などを入れて、そのまま使用しています。こちらは消費電力が7.7/8.4Wとなっています。
ただ、吸着盤だけは弱く、数日すると取れてしまうので、どちらも取れたまま使用してます。

外部フィルターを使用するようになってから、水槽の状態が良くなったように思います。コーナーパワーフィルターや上部フィルターもそれぞれ良さがありますが、今のところオートパワーフィルターAX-60で問題ないと思っています。

育てている水草の種類

私が現在育てている水草は以下の7種類(他2種ほど不明なものがあります)です。以前の記事から、結構変わってますが、色々あったのでそこは省略してます。

  • ハイグロフィラ・ポリスペルマ:とても丈夫で育てやすく、成長が早いのが特徴です。アクアリウムでは定番だと思います。CO2添加無しでもすくすく育っています。節から根っこが出てきてますが、その辺りから、枝分かれして伸びてきているので、少しずつフサフサ感がでてきました。
  • ルドヴィジアsp. スーパーレッド:赤色が綺麗な水草で、こちらもCO2添加無しですが、特に枯れたり色褪せたりすることなく、綺麗な赤色で少しずつ成長しています。最近半分ぐらいで切って、差し戻しました。切った部分から2日程でまた枝分かれして生えてきてます。
  • グロッソスティグマ:水槽に絨毯を作るのに、よく植えられている品種です。こちらは、LEDライトのほぼ真下に大磯砂を被せて植えましたが、大磯砂からひょっこり顔を出し始めて、少しずつ、少しずつ成長している雰囲気です。CO2無しで、1050lmのLEDライトでは、かなり成長が遅いのかもしれないですね。よく他のサイトでは高光量、CO2・肥料添加でよく育つと書かれていますからね。私は低光量、CO2無添加、大磯砂で肥料も無しなので、成長が遅いのは当たり前ですよね…。
  • ヘアーグラスショート:こちらも、グロッソと一緒にLEDライトの下に植えてあります。成長しているか、まったくわかりません。ただ、枯れることもなく、植えた時から、すこーし伸びてるかな?というレベルです。今後に期待。光量やCO2、肥料がないと伸び栄えないかもしれません。
  • ウィローモス:初期からいる、安定のウィローモスです。何もしなくても徐々に伸び、切っては伸び、現在は溶岩石にふさふさとくっついてます。
  • ミクロソリウム:こちらも、低光量でも育つ品種ですが、あんまり成長は早いほうではないと思います。最近、少しずつ根っこ辺りから、葉を増やし始めました。
  • マツモ:こちらも定番ですね。ただ、マツモは一度LEDのない水槽に入れていたら、溶けていってしまったので、LEDさえあれば、どんどん増殖すると思います。かなり成長が早いですね。私の水槽の環境では、ハイグロフィラと同じぐらいの成長率かなと思います。
6-現在の水槽 - 水草 -の状態

上の画像ですが、左側に見える部分にハイグロフィラと、書いてはないですが、よくわからないのが他2種類植えてあります。
真ん中の溶岩石についているのが、ウィローモス、溶岩石の周りに見えるのがミクロソリウム、後ろに見える草がヘアーグラスショートです。
マツモとグロッソ、ルドヴィジアはこの写真では見えていませんね。
また機会があれば、それぞれの写真をアップしたいと思います。

さいごに

水草は、水槽の景観を美しくするだけでなく、水質を改善したり、魚やエビ達の隠れ家、産卵場所にもなります。

ハイグロフィラやマツモなど、切るだけ、切った部分をまた植えるだけで簡単に増やせる種類も多く、丈夫で手入れも簡単。なので、あれこれソイルや肥料、CO2など用意したりしなくても見た目の綺麗な水槽を作り上げることが可能で、オススメです。
日に日に成長する水草を眺めるのも、とても癒されますよ!

最後に、この記事をご覧いただき、ありがとうございます。今回の記事で水草の魅力を少しでも伝えられたら嬉しいです。これからも熱帯魚(今はエビですが)や水草に関する記事を更新していきますので、よろしくお願いします!

ちなみに、Bing AIとの会話画像です。

Bing AIとの会話

bingai画像1
bingai画像2

関連記事

ブログトップへ スクラッチサイトはコチラ

熱帯魚飼育#6 – ダークブルーシュリンプ – 抱卵個体を水槽へ導入・繁殖について

熱帯魚飼育#6 – ダークブルーシュリンプ – 抱卵個体を水槽へ導入・繁殖について

はじめに

こんにちは。今回は遂に飼育することとなった ダークブルーシュリンプ について紹介したいと思います。
ダークブルーシュリンプとは、青い色が美しい小型シュリンプの一種で、チェリーシュリンプの改良品種です。濃いブルーの体色が特徴の、とてもカッコよくてクールなシュリンプです。

水槽のレイアウトも色々変更があり、後でも書きますが、今まで居たミナミヌマエビは、専用の別水槽へ。そして、今まで使用していた水槽にダークブルーシュリンプがお越しになりました。

ネットで5匹購入したのですが、その内の1匹が抱卵していて、なんとか元気に産まれてほしいと、水合わせから慎重にしました。

レイアウトを変更、ミナミヌマエビは独立

6-ダークブルーシュリンプ
ダークブルーシュリンプ達。レッドラムズホーンと共に。

前回の記事までの水槽で飼育していたミナミヌマエビを別の60cm水槽に引越しさせ、その水槽にダークブルーシュリンプを5匹お迎えしました。

水槽には今までの環境と同じで、低床の大磯砂や流木、水草などを入れて、ダークブルーシュリンプに快適な環境にしていきたいと思っています。
水質管理はダークブルーシュリンプを購入してからは、ほとんどしていません。というのも、ダークブルーシュリンプはネットで購入したのですが、1匹抱卵していて、もうすぐ稚エビが産まれそうだったということもあり、あまり水質の変化をさせたくなかったのです。
今は夏前なのでヒーターを使用していませんが、だいたい水温は20~22℃前後です。

ダークブルーシュリンプのエサには、ミナミヌマエビと同じ、100均で購入したエビのエサを、1週間に一度、少しだけ与えています。
でも、結局ほとんどが水槽内に増殖中のレッドラムズホーンに食べられてしまっています…。
バクテリアがいると思うので、そこまでエサには気を使っていません。
今まで、ミナミヌマエビはエサ無しでも数ヶ月間ピンピンしてますし!いったい、何を食べているんだろうと、本当に疑問ですが、いるんでしょうね。バクテリアみたいな、目に見えない何かが。

ただ、引っ越したミナミヌマエビの別水槽は、gex社のコーナーパワーフィルターf1とリングろ材こそ使用していますが、低床もなく(濾過マットが敷いてあるだけ)人工カボンバと、溶岩石がいくつかあるだけなので、あまりバクテリアも繁殖しないのではと思い、週に1、2度、エサを与えるようにしています。

ダークブルーシュリンプの繁殖

ダークブルーシュリンプはミナミヌマエビと同様、繁殖しやすいシュリンプです。購入したエビの中に抱卵個体がいて、1週間程で稚エビが産まれました。何匹産まれたかはわかりませんが、出来る限りみんな元気に育っていて欲しいですね。

6-抱卵個体
影になってますが、抱卵個体です。常に物陰に隠れていて、中々うまく写真が撮れませんでした。

ミナミヌマエビもそうですが、基本的にシュリンプの稚エビが産まれるまでは、こんな感じです。

  • 成熟したオスとメスを同じ水槽に入れる
     メスの背中に卵が見えるようになります
  • メスが脱皮するとオスが求愛行動をする(抱卵の舞)
     オスが水槽内をせわしなく泳いでいるようにみえる、あれですね
  • 交尾が成功するとメスのお腹に卵が見える
     ダークブルーシュリンプは卵も濃い青色に見えました!
  • 抱卵期間は約3週間ほど
     噂では、満月や新月に抱卵やハッチアウトするらしい
  • 稚エビが孵化する
     気づいたら小さなエビが…。感動の瞬間です!

稚エビが生まれるときは、この水槽には熱帯魚はいませんが、他の魚と混泳している場合、食べられてしまう危険性があるので、水槽内に隠れる場所があるといいですね。
マツモやウィローモス、溶岩石と流木の間などに隠れているのがたまに見えます。(普段は隠れるのが上手く、探しても全然見つからない)

他に、餌となる微生物が豊富に存在している状態であると稚エビには良い環境ですよね。個人的には、よっぽど普通に飼育していれば大丈夫?だと思っています。
稚エビは成長するにつれて徐々に色づいていきますが、個体差があるので、ミナミヌマエビっぽい透明な色をしたのも産まれました。
が、この透明な個体は数日経った辺りから姿が見えなくなりました…。隠れているだけなら良いのですが…。
約1ヶ月ですが、少しずつ親と同じくらいの濃いブルーになってきています。

6-3 - ダークブルーシュリンプ の稚エビ
産まれて1週間ぐらいの稚エビ

終わりに

ダークブルーシュリンプを飼育してみてると、とっても可愛くて、ずっと眺めていられます。
青い色が水槽内で映えて、見ているだけで癒されます。また、繁殖も簡単なので、どんどん増やすこともできます。水草などのコケ対策にと、小型シュリンプを飼ってみたい方には、オススメの品種です。

ただ、ミナミヌマエビでもそうですが、急な水質の変化には結構ストレスがかかっていると思うので、導入時の水合わせは慎重にしたいところです。
今回は点滴法で1時間半ほど?かけて水合わせをしてから、水槽に導入しました。
あまり時間をかけ過ぎるのも賛否両論あり、良いか悪いかはわかりませんが…。

ただ、この記事を書いている時点でダークブルーシュリンプを購入してから1ヶ月ほど経過してますが、5匹とも元気なので、少なくとも悪くはないのかな、と思います。

最後に、この記事をご覧いただき、ありがとうございます。今回の記事でダークブルーシュリンプの魅力を少しでも伝えられたら嬉しいです!
これからも熱帯魚(今はエビメインですが)や水草に関する記事を更新していきますので、よろしくお願いします!

6-現在の水槽
現在の水槽はこんな感じです

関連記事

ブログトップへ スクラッチサイトはコチラ

熱帯魚を飼育する#5 – アクアリウムレイアウト自作編 –

熱帯魚を飼育する#5 – アクアリウムレイアウト自作編 –

今回は、自作でアクアリウムのレイアウトを作成してみました。
初めての挑戦ということで、自分の想像する「こんな感じがいいな」というものを作成していきたいと思います。まずは材料です。すべてカーマカインズなどのホームセンターと100均で入手しました。

シリコーンシーラント
シリコーンシーラント
吸水スポンジ
園芸吸水スポンジ
パテ
パレットナイフをシリコンを塗る用に使用
コーキングガン
コーキングガン
発泡スチロール
いただいてきた発泡スチロール

発泡スチロールをカッターで切って、コーキングガンを使って、シリコーンシーラントで接着していきます。

発泡上
リングろ材や池の部分をシリコンで分ける
発泡正面
底面フィルターの役割と上部に池を作成するため、だいたいの位置を確認

接着する前に、大まかなレイアウトを決めていきます。これでいいだろうというところで、シリコーンシーラントを使って接着していきます。

発泡シリコン
全体枠が完成!
発泡軽石
シリコンで軽石をくっつけていく

軽石は、ホームセンターの園芸コーナーで数百円で購入しました。
こちらも、発泡スチロールと同様にシリコーンシーラントで接着していきます。

発泡バークチップ植物
観葉植物を植えた上にバークチップを撒く

バークチップは、100均で購入したものです。

発泡水槽正面
結果こうなりました

まとめ

作成自体は楽しくできました。しかし、レイアウトを浮いた感じに見せたく、柱となる部分を後方のみにしてしまったため、水を入れた時点で少しずつ前に傾いてくるようになってしまいました。
これは、「発泡スチロールが軽い」ということと、軽石でも、量がかさばれば重い。ということ、前面を池のような感じにして、水が入るように作成したので水の重さに発泡スチロールが耐えきれなくなったことが原因です。

結局、しばらくそのまま使用していましたが、ガラス前面に付くぐらいまで傾くようになってしまったので、あえなくお役御免となっています。次回では、何事もなかったかのように消えています。

レイアウトを自作する時は、使用するものの性質を良く考えないとだめですね…。
もし、また機会があったら、スタイロフォームを使って作ってみたいと思います。

関連記事

ブログトップへ スクラッチサイトはコチラ

熱帯魚飼育#4 – 南米プラナリア – 水草導入、白い線状の小さい生物発生から消滅編 –

熱帯魚飼育#4 – 南米プラナリア – 水草導入、白い線状の小さい生物発生から消滅編 –

久々の投稿となります。
まさかの 南米プラナリア という生物が発生しました。消滅したので良かったですが…。
以下、順に現在まで経過してます。

前回から次に何をしようと思ったのか

前回、水槽に流木とウィローモスを入れてから、しばらくは流木のアクも出ていたので、そのまま放置してましたが、ウィローモスも少しずつ育ってきたので、そろそろ何か飼育しようと思い、ミナミヌマエビを導入しようと思いました。

コケの対策にもなるし、エビも可愛いしと色々調べた結果ミナミヌマエビに決定です!
と、そう思い立ってから、実際は色々とあったのですが、ブログの投稿自体はなかなか更新できず…

まぁ、どうせ誰も見ていないし…そう思うと弱気になってしまうので、いやいや、だからこそ、なんでも書きたいことを書けるし、そもそもブログは日記のようなもの!と思い、今回、書きかけていたブログの、ようやく更新に至りました!

先ずは、現在の水槽の状況です。

aquarium-2201
2023年1月の時点です

現在の水槽の状況

1つ目に、前回の投稿からかなりの日数が経ってしまいましたが、現在の水槽の状況はというと、上記の写真のような感じです。
別に60cm水槽があり、そこにマツモとミナミヌマエビ、レッドラムズホーンを退避させています。というのも、レイアウトを色々と変更したいと思っており、完成するまで、レイアウトを崩したりしてエビに影響があるかもしれないので。
ただ、こちらにもレッドラムズホーンの稚貝が数匹とミナミヌマエビも2匹ほど稚エビが入っているのを確認してます。(どこにいったかわからず、隠れているため、退避させられない)

ポトスを頂き、水中へ

前回の投稿から、ミナミヌマエビを飼育しようと思ったのですが、水槽が寂しいと思い、レイアウトも考えようと思いました。
この時点でミナミヌマエビは10匹程導入しています。
そんな時に、ポトスを少し分けてもらえることになり、水槽内でポトスを育てられないかと思い、入れることにしました。

最初は上部式フィルターの中に置いておきました。
以外と成長してくれて、フィルターに使用していたろ過マットに、根が張っていた感じです。

なんやかんやあって、現在は水中にありますが、大磯砂(南国砂ですが)にも根を張り、少しずつではありますが、成長している状況です。

キューバパールグラスを導入

続いて、2022年の秋頃だったと思いますが、低床に絨毯の様に生える水草に憧れ、キューバパールグラスを導入することにしました。

amazonで1000円程で購入したのですが、状態も良かったです。

ただ、いざ植えようと思うと、直ぐに浮いてきてしまい、植えるのにかなり難儀しました。
だんだん諦めムードになり、溶岩石にねじ込んでいくのでした。

aqua2301-2
溶岩石にねじ込んだキューバパールグラスと、後ろにポトス2本

溶岩石の少し大きめに空いた穴に入れても、以外と成長し、弱いですが伸びた部分が活着もしてます。流木にも少しずつランナーを伸ばしつつもあるので、活着力はそこまで強くないものの、石や流木にも活着するようです。

マツモを導入

この時点でミナミヌマエビも10匹ほど最初に購入したものが、少しずつ抱卵し、稚エビ達が生まれ、数も増えてきていました。

ただ、流木に黒髭コケが、ガラス面に茶ゴケが発生し、それが気になって、流木の黒髭コケは取り出しては歯ブラシでコケを落とし、ガラス面の茶ゴケは100均で買った、長い取っ手付きの小さなスポンジでこすって落としていました。

エサのあげすぎなのか、富栄養化しているのだろうな、とは思っていましたが、どうにか良い方法はないかと考え、安易にも、そうだ、マツモを入れよう。となったのです。

良く育つ水草を入れれば、水槽内の栄養もそれだけ早く消費されるだろう、という浅はかは考えです。

こちらもネットで購入しました。600円程だったと思います。

マツモは根が無く、浮草で水に浮くので、スドーの多目的シェルタースクエアminiを使用し、そこに3本ずつマツモを通し沈めてます。

aqua2301-3
導入したマツモ。植えている感じにしたかったので、多目的シェルターを使用

南米プラナリアが発生

ある日、水槽を眺めていると、ガラス面が何やら気になり、よくよく見てみると、小さくて細長い数ミリ程度の白い物体がうごめいていました。
なんだこいつ!?と思い、ネットで調べに調べました。
すると、どうやらこの生き物は南米プラナリアと呼ばれるプラナリアの一種だということがわかりました。
頭の部分の三角がなく、おそらく普通のプラナリアよりも小さく、色も白いので南米プラナリアで間違いないと思います。

ちなみに、中には南米原産でもないのに、「南米プラナリア」と呼ぶのはおかしい、という意見もあり、誰が名付けたかわかりませんが、一応ここでは俗称でも「南米プラナリア」と呼ばせていただきます。

写真を撮ろうと思ったのですが、かなり小さく、なかなかピントが合わず、写真に収めることは出来ませんでしたが、最終的にガラス面にかなりの数がいて、衝撃を受けました。

これはなんとかしたいと色々と調べたのですが、ヒルやプラナリアのみをやっつける薬が効くとか効かないとか…。

チェリーバルブが食べてくれるらしく、その動画もあり、チェリーバルブを導入するか、かなり悩みました。

アカヒレでも、メダカでも、ひょっとしたら熱帯魚を飼育していればある程度、ガラス面に付いている分は食べてもらえそうな感じはしますが、実際に導入して検証していないので確証はありません。

日に日に増えていく南米プラナリアを見ながら、共存するか…と、この件は、とりあえずいったん保留としました。

ミクロソリウムとレッドラムズホーンを頂く

その後、2022年の10月末頃に、ポトスを頂いた虫博士に、ミクロソリウムをいただきました。
本当は別の人にレッドラムズホーンをあげるという話から、一緒にいた私にも、ミクロソリウムをくれる、優しい虫博士です。

その後、自分もレッドラムズホーン導入したいと思い、虫博士からレッドラムズホーンをもらった先輩から、2匹分けてもらいました。

レッドラムズホーンの能力はなかなかのもので、徐々にガラス面に付いた茶ゴケが綺麗になっていくのがわかります。
カバクチカノコ貝やフネアマ貝の方がコケ取り能力は良いらしいですが、レッドラムズホーンも赤色のカタツムリの見た目に最初は抵抗ありましたが、口をもぐもぐさせながらガラス面の移動する姿を見ているうちに、段々と可愛く思え、愛着が出てきました。

よくよく見ると、いただいたミクロソリウムにレッドラムズホーンの卵らしきものがあるのに気づきました。

レッドラムズホーン、直ぐに増えだす

レッドラムズホーンを水槽で飼育してから1か月程経った時には、親レッドラムズホーンがかなりの卵をミクロソリウムに産み付けてました。
最初はミクロソリウムの葉の部分だけだったのですが、段々と水槽のガラス面にもいくつも産み付けているので、レッドラムズホーンは増えすぎるというネット情報に、そんな言うほど爆増するかねぇ、なんて思ってましたが

ホンマや!

その産み付けられた卵も、10日も経てば小さなレッドラムズホーンの稚貝がそこら中に…

aqua2301-4
レッドラムズホーンの卵と稚貝。直ぐに増えます。
aqua2301-5 南米プラナリア
生まれて1か月程?経ったレッドラムズホーン。金色に輝いている!金運が上がりそう?

レッドラムズホーンはミナミヌマエビに与えている粒状のエサを一緒につまんでいるときもありますが、基本特にエサは与えていません。
ガラス面に付いた茶ゴケや、低床の砂利についているコケももぐもぐしながらうろうろしてます。

上の写真ですが、少しずつ成長している稚貝達が、いつの間にか殻の色が金色に!

すごいと思って調べてみると、レッドラムズホーンの子供は光の加減もあって?金色に見えるみたいですね。それも可愛いですよ!

しかし、この増え方から考えると、本当に増えすぎると思うので、それも今後考えていかなければと思います。

南米プラナリア消滅

そんな状態のまま、しばらく水槽に変化はなく、2022年12月。
具体的にいつ消えたのかは定かではありませんが、クリスマス過ぎに、あれだけ水槽のガラス面にうじゃうじゃいた南米プラナリアが、忽然と姿を消しているではありませんか。

その後、レイアウトを変更しようと、ミナミヌマエビとレッドラムズホーンを別水槽に退避させ、水槽をリセットしたので砂利の中まで確認したのですが、やっぱり見当たりませんでした。

そもそも、どこからもらってきたのか、ですが、キューバパールグラス、マツモを導入した後に発生したのを確認したので、そのどちらかが怪しいと思っています。
ただ、キューバパールグラスを植える直前に、上部フィルターを止め、gexのコーナーパワーフィルター1に変更したので、ろ過力が落ち、もともといた(とすると、ミナミヌマエビに付着していた以外にないですが)のが見える程度まで増えた可能性も無きにしも非ずです。

気になるのはなぜ消滅したのか、ですが、上記フィルターの変更と、ミクロソリウムを入れたぐらいから(10月末)足し水をするぐらいで、水の入れ替えをしていなかったので、あまりにも水質が汚くて消滅したというのがひとつあります。

しかし、ミナミヌマエビは元気にしてますし、エサもほとんど与えなくっていた(ミナミヌマエビもマツモなどの水草に付いているであろうコケなどをつまつましていた)ので、そこまで悪化していたとも思えません。

もうひとつ考えられるのは、水温です。
ミナミヌマエビもレッドラムズホーンも、他水草もおそらく耐えられるだろうということで、この水槽にはヒーターを付けていません。

ですので、室温とほぼ同じで、冬の現在では一日を通して8~10度ぐらいの水温になっています。
もしかすると、この水温では南米プラナリアは生きていけないのかもしれませんね。

今年の春~夏にかけて、また発生するようであれば、例えば卵を産むなど、なんらかの方法で越冬可能ということになるので、その辺りも気になります。
出来ればもう発生してほしくはない…。

ルドウィジア?を導入

2023年になり、たまに行くホームセンターで300円程で「ミックス水草」という円筒状のプラスチックカップに入った数本の水草が売られていたので、可愛いと思い買いました。

202301-7
202301-8
202301-9
202301-10

水草の種類が書かれていなかったので、何かわかりませんが、調べたところ、多分ルドウィジアではないかと思います。
赤色の方2つはルドウィジアsp.スーパーレッドの水上葉に見えます。
緑色の方は3つあり、1枚目の赤い方の写真の左下にひとつ写ってます。
こちらは葉先が丸かったり、少し尖り気味だったりしますが、ルドウィジア ナタンスかなと思います。

これらが何かわかる方おられますか?

最後に

改めて、今現在(2023年1月)の水槽の写真です。

aquarium-2201

左奥にはgexのコーナーパワーフィルターから3本チューブを上に伸ばしております。
コーナーパワーフィルターの上に直接物を置きたくなかったので、その部分には100均で購入した横長のプラスチック製で網目状のカゴを、配線分切り取ってかぶせてあります。
その上に、こちらも100均で買ってきた小物入れ2つを重ねて、下段には何も入れてませんが、上段の小物入れに、底まで2本チューブを垂らし、その上に上部フィルターに使用していたリングろ材を入れ、さらに空いているスペースにウールマットを敷いてあります。

滝のような感じで、水が溢れて手前から流れてくる感じになっています。

ウールマットの上にはキューバパールグラスを置いてあります。
後は、プランターからアスパラガスとペペロミアを切って、生えたらいいな程度に挿してあります。

水槽に入れて半年ほど経つ流木からは、アクは出なくなり、水の色が濁ることはなくなってます。

もう少しレイアウトを考えて変更したいので、まだエビ達とレッドラムズホーンはしばらくマツモと一緒に別水槽にいてもらうことになりそうです。
ちなみに、最初3本だったマツモも、切っては伸びを繰り返し、現在は多目的フィルター3つを使用し、9本になってます。これらも結構伸びているので、マツモも切れば切っただけ増やすことができそうです。

あと、今回記事にはしませんでしたが、砂利の底上げのためにホームセンターで軽石を購入し、洗濯ネットに入れて使用してみたりもしました。
しかし、確かに底上げするには良いと思いましたが、使用前に洗っても、結局ネットの中で石同士が擦れて白濁してしまうのが気になり、今は使用しておりません。

それにしても、ガラス面汚いし、石組みも変だし、どうしたものか…。
まぁ、それを考えるのが楽しいですよね!
それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

関連記事

ブログトップへ スクラッチサイトはコチラ

熱帯魚を飼育する#3 – 上部式フィルターと流木にウィローモスを活着させる編 –

熱帯魚を飼育する#3 – 上部式フィルターと流木にウィローモスを活着させる編 –

前回の終わりに流木の話をさせていただきましたが、遂に流木を購入しました。
丁寧にプチプチに包まれていて、3本で980円でした。

プチプチに巻かれた流木
流木3つ

アク抜き済みと記載がありましたが、煮沸消毒はしていないらしい。
そのまま使用できそうな感じでしたが、一応1日程は水につけておきます。

水に浮く流木

バケツに水を張って入れてみましたが、めちゃくちゃ水に浮くため、取っ手の部分に引っかけて少しでも抑えながら漬けておきました。
色はほとんど出ませんでしたが、やはり多少は出ましたし、皮が若干剥がれて水が汚れていたので、購入したばかりの流木は1日は水に漬けて様子を見た方がいいですね。

流木が届いた時に、近くのホームセンターに行き、ウィローモスを購入しました。
南米のものではなく、普通のウィローモスだと店員さんも言っていたので、そこまで二酸化炭素や光量も必要ないものだと思います。成長はそれほど早くは無く、低水温にも強く、繁殖力もあり、適応する水質の範囲も広いので、育てやすいかなと思い、選びました。

ウィローモス

今回購入した流木に活着させて、様子を見ようと思います。
ウィローモスは初めてなので、上手くいくかは分かりませんが…。

テグス

別で購入した100均のテグスを使用して、ウィローモスを流木に巻き付けました。
結構手間取ってました。
結局、水槽に入れた時に、至るところでモスが剥がれてます。

現在の水槽(熱帯魚はいない)
ウィローモスを巻き付けた流木

現在の水槽はこんな感じになっています。
流木は浮くので、水槽の角と砂利に引っかけてます。

とりあえずしばらくはこのまま様子を見ようと思います。
今回もお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

関連記事

熱帯魚を飼育する#2 – 水槽 – その他準備編 –

熱帯魚を飼育する#2 – 水槽 – その他準備編 –

熱帯魚-1

水槽 を手に入れた前回から数日経ったが、着々と水槽の準備が進んでいます。
とりあえず現在の水槽はこのような感じになっています。

家の水槽1

カボンバは人工のもので、フィルターのスポンジ部分を隠すために入れていますが、将来的には取り出そうと思っています。やはり、人工の物は楽でいいけど、本物もいいよね。ということで。
石が左に寄っていて、高くなっているので、下の方に酸素が行き渡らずに嫌気性バクテリアが発生しそうになっていますね…。
まだ熱帯魚はいないので、もう少し考えようと思います。

上部式フィルター用マットを購入

ちなみに、水槽をいただいた時に上部フィルター用にリングろ材が入っていたので、それはそのまま使用することにして、それだけでは心もとないので、マットを購入しました。

ろ過マット全体
ろ過マットアップ

カインズの「Pet’s One」というブランド?のもので、値段は比較的安くマットが10枚入って400円程度でした。色々と良いことが書いてありますが、とりあえず物理ろ過として使用し、生物ろ過としてバクテリアが繫殖したらいいな、ぐらいな気持ちでリングろ材の上に敷いてあります。
ちなみに、カインズのサイトにありました。
薄型高密度強力ろ過マット10枚

上部フィルターも、GEX製で、おそらくデュアルクリーン600だと思いますが、追加で一段増やしてあるものも一緒にいただけたので、そちらも利用していきたいと思っていますが、今のところ積んであるだけで、特に何も入ってはいません。

低床の砂利を購入

上の写真にも写っていますが、水槽に敷く砂利も購入いたしました。

大磯砂10kg

こちらはネットで購入しました。大磯砂利と書いてあるので、大磯砂なのかな、と思いますが、産地も記載がなく、本物かどうかは詳しくないので分かりません。
天然石と大磯砂利という表記を信じて購入しましたが、2分サイズ(6mm程度)10kgで2700円程でした。

サイズは迷いましたが、あまり小さすぎても、粒同士の隙間が無くなって、嫌気層が出来ても良くないなと思い、2分サイズにしました。

水槽が60cmなので、今のところ水草を植える予定もないので、10kgぐらいあれば大丈夫かな、という感じです。水草を植えるには5cm程度の高さは必要らしいですし、もし植えることを考えたらサイズを変えるか、そもそもソイルなど別のものにしたかもしれません。

ちなみに、これが洗うのが結構大変で、バケツで半分程度に分けて洗ったのですが、すぐに水が濁るぐらい最初はすごく汚れています。小さな植物の破片なども混じっているので、砂利を購入した際は必ず最初に洗った方がいいです。

10回~15回程、水を換えながら洗って、ようやくそこそこかき混ぜても細かいゴミも浮いて来ず、濁りが無くなり、水槽に移しました。

水槽に砂利を入れてみて思ったのが、底面式フィルターもあったら良かったかな、でした。
上部式フィルターと連結させて底面の水を吸い上げることで、砂利の下の方に嫌気層が出来る心配もないですし、砂利にバクテリアが繁殖し易くなるかな、と思いました。

水槽に水を入れてみて

上部式フィルターが正常に作動するかの確認がしたかったので、実際に水を入れてみました。
ちゃんと動くことが確認できて良かったのですが、もう少し何か出来ないかな、と思いました。
まだ何を飼育するか決め切れていませんが、メダカかグッピー、エビなどを検討しています。

ここでひとつ心配なのが、phです。水槽の水も環境によって、酸性からアルカリ性まで、phが変わってきます。
当然、熱帯魚や水草にも適した性質があるので、それに出来るだけ合わせていかないと、魚にストレスがかかったり、病気になってしまったり、飼育が難しい種類であれば、直ぐに死んでしてしまうこともあります。

この中で、phを変えると思うのは大磯砂で、砂に紛れ込んだ貝殻や珊瑚が徐々にphをアルカリ性に傾ける成分が溶け出しきます。購入したものも、洗っている時に貝殻が混じっているのを見かけたので、徐々にアルカリ性になっていくだろうと思います。

大磯砂自体は淡水魚の飼育には適していると思いますが、水質をアルカリ性に傾ける性質があるので、酸性を好む熱帯魚の飼育にはあまり向いていないかもしれません。

また、徐々にphを上げる(アルカリ性になる)成分が溶け出していきますが、数か月から1年程でphを上げる成分が少なくなってきたら落ち着いてきます。

ネオンテトラやグッピーであれば、弱アルカリ性でも飼育可能ですが、ミナミヌマエビなどは弱酸性の方が快適に過ごせるので、出来れば中性付近になるようにしたい。

そこまで拘らなくても、飼育する際にしっかりと水合わせをしてあげれば、よっぽど環境差が激しくなければ大丈夫でしょう。ただ、心配にはなりますよね。こうしてあれこれ考えるのも、またひとつの楽しみ方だとも感じます。

流木をいれたい

流木を水槽に入れると、水質は弱酸性に傾いていきます。
実際に入れてみないとわかりませんが、バランスは取れそうです。見た目も良くなりますし、モスなどを活着させることが出来れば、雰囲気は良さそうです。

流木は「アク抜き」をしないと、水が濁ってしまいます。以前海外で流木を入れた時も何もせずに水槽に流木を入れたので、水が茶色くなってしまいました。
水質に影響はありませんが、透明度が無くなるので、水草を入れていたりすると、枯れやすくなります。

ということで、流木も用意することにしました。アク抜き済みのものを購入しましたが、購入して直ぐは水に沈まなかったりする場合があるので、しばらくは水につけておきたいと思っています。
水槽を入手してから、砂利を買ったり、フィルター用のマットを買ったり、まだ熱帯魚はいませんが、準備する時間も楽しいですし、合ってるのか間違っているのか本当のことは分かりませんが、今はネットで多くの情報が簡単に手に入りますので、ひとつの情報だけではなく、多くの情報を見て、最善に近い結果になるようにしていきたいですね。

関連記事

熱帯魚を飼育する#1 – 水槽と上部式フィルターを入手・今後 –

熱帯魚を飼育する#1 - 水槽と上部式フィルターを入手・今後用意したいもの編 –

熱帯魚-1

いつになるかわからないが、熱帯魚を飼育しようと思います。
こちらの記事を読んでくださった方々に熱帯魚の魅力が少しでも伝われば。と思います。

子供の頃は、夏休みの自由研究で「熱帯魚の観察日記」的なものを提出した方もいるのではないでしょうか。また、お子様が熱帯魚や水草の観察日記をされるという方もいらっしゃると思います。

のら猫がやってきた」でも少し触れていますが、我が家はマンションで、猫や犬などのペットは禁止となっております。しかし、臭いや鳴き声などがしない生き物は基本OKなので、熱帯魚は飼育することが出来ます。

また、子供の時に金魚やメダカを飼育していて、とても可愛く、熱帯魚が好きになったのですが、それから大人になるまで、飼いたいと思ってはいても、中々飼うことが出来ずにいました。

そんな中、仕事で3年ほど海外に住んでいた時、とても大きな倉庫型の熱帯魚屋さんが車で10分ぐらいのところにあり、久しぶりに見る熱帯魚に心奪われてしまい、そこからグッピーをはじめ、エンゼルフィッシュやウーパールーパーなど、色々な熱帯魚を飼育し、気が付けば45cm程の水槽が4つになっていました。
日本とは違い、海外で手に入る水槽やフィルターなどの道具は、そこまでしっかりとしたものではなく、色々と工夫しながら環境を作っていくのも、とても楽しかった記憶があります。

しかし、知識がないと悲惨な目に合うことも多く、クリスタルシュリンプ数匹を飼育し始めて直ぐに、水槽いっぱいに水を入れていたこと、水槽にふたをしていなかったことが原因で、夜の間に、いつの間にか飛び出していて、朝起きたら干からびてエビせんべいになって床に転がっていた。なんてこともありました。

エンゼルフィッシュとウーパールーパーを一緒の水槽に入れていた時も、気が付いたらウーパールーパーの「エラの部分のフサフサ」がつつかれていたり。
グッピーも、子供がたくさん産まれても、隠れる場所が少ないと大人グッピーに食べられてしまったり。

可愛いから。かっこいいから。といってなんでも飼ってしまうと、熱帯魚同士の相性であったり、熱帯魚の数に対して水の量が少なかったり(水槽が小さい・砂や流木などを入れすぎ)魚達にとって良くない環境になってしまうことも多々あります。

また、レイアウトを凝りすぎて水槽内の水量が少なるなることも考えなければならないことのひとつですが、アイテムによっては、とげとげしていたり、固く尖っていたりする部分があると、その部分が熱帯魚を傷つけてしまう原因にもなります。

そんな経験もありましたが、出来る限りそこにいる熱帯魚にとって良い環境を作りたい。と思えるようになりました。またそれがアクアリウムの楽しみでもあると思います。

日本に帰国してからは、水槽や周辺機器、電気代などの費用を考えて、なかなか手が出なかったのですが、最近水槽をいただく機会があり、またこの機会に飼育してみようと思います。

水槽写真
いただいた水槽と周辺機器

水槽は幅60cm奥行30cm高さ36cmのもので、前面が曲げガラスになっていて、ふちが無いので正面から見た時に、見やすくなっているものです。おそらくこちらです。

他、上部式フィルターと、LEDのライトがあります。レイアウト用のカボンバの人工水草もあります。

と言っても、それだけで、まだ何もいません。空です。
ここから熱帯魚を買おうと思いますが、まだ準備が整っていないので、もう少し先になると思います。

とりあえずこれから用意しようと思うのは、下に敷く砂か小石と、上部フィルターにいれるマットです。

熱帯魚を飼育するにあたって必要だと思うものは、

  • 水槽
  • ろ過装置(フィルター)
  • ヒーター
  • 砂利または土
  • 水草
  • エサ

など、色々あると思いますが、すべてが必要という訳ではなく、「何を飼いたいか」「水槽を室内に置くか屋外に置くか」などにもよると思います。

例えば、普通のメダカ(ミナミメダカやキタノメダカなど)を飼育したい、と思えば、水槽と水草、あとはエサがあれば、他は何もいらなかったりします。
近くの川や田んぼ、池などから採集してきて飼育しようという方もいると思いますが、割と容易に飼育できると思います。

ただ、そういった野生の魚などを一度採集してきて、どんどん増えてしまったからといっても、採った場所以外に放流することはしない方がいいと思います。
実は微妙に遺伝子レベルで地域差があり、他の場所で放流した魚が増えてしまうと、その地域に生息していた魚に影響が出てしまうからです。

脱線していましましたが、あと足りない(と個人的に思っている)砂とフィルター用マットを買ったら、水槽を作っていこうと思います!
ちなみに、今のところ、この記事を書いているのが夏なので、ヒーターは必要ないと思っていますが、冬場に向けては購入を考えております。

また、いつか水換えをせず、熱帯魚の入った水槽に水と土や砂、流木や水草を入れただけで循環させる自然を切り取ったような環境を作れたら。そう思っています。多分フィルターは使うと思いますが…。

関連記事

Home-button top-button blog-button twitter-button