熱帯魚を飼育する#3 – 上部式フィルターと流木にウィローモスを活着させる編 –

熱帯魚を飼育する#3 – 上部式フィルターと流木にウィローモスを活着させる編 –

前回の終わりに流木の話をさせていただきましたが、遂に流木を購入しました。
丁寧にプチプチに包まれていて、3本で980円でした。

プチプチに巻かれた流木
流木3つ

アク抜き済みと記載がありましたが、煮沸消毒はしていないらしい。
そのまま使用できそうな感じでしたが、一応1日程は水につけておきます。

水に浮く流木

バケツに水を張って入れてみましたが、めちゃくちゃ水に浮くため、取っ手の部分に引っかけて少しでも抑えながら漬けておきました。
色はほとんど出ませんでしたが、やはり多少は出ましたし、皮が若干剥がれて水が汚れていたので、購入したばかりの流木は1日は水に漬けて様子を見た方がいいですね。

流木が届いた時に、近くのホームセンターに行き、ウィローモスを購入しました。
南米のものではなく、普通のウィローモスだと店員さんも言っていたので、そこまで二酸化炭素や光量も必要ないものだと思います。成長はそれほど早くは無く、低水温にも強く、繁殖力もあり、適応する水質の範囲も広いので、育てやすいかなと思い、選びました。

ウィローモス

今回購入した流木に活着させて、様子を見ようと思います。
ウィローモスは初めてなので、上手くいくかは分かりませんが…。

テグス

別で購入した100均のテグスを使用して、ウィローモスを流木に巻き付けました。
結構手間取ってました。
結局、水槽に入れた時に、至るところでモスが剥がれてます。

現在の水槽(熱帯魚はいない)
ウィローモスを巻き付けた流木

現在の水槽はこんな感じになっています。
流木は浮くので、水槽の角と砂利に引っかけてます。

とりあえずしばらくはこのまま様子を見ようと思います。
今回もお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

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熱帯魚を飼育する#2 – 水槽 – その他準備編 –

熱帯魚を飼育する#2 – 水槽 – その他準備編 –

熱帯魚-1

水槽 を手に入れた前回から数日経ったが、着々と水槽の準備が進んでいます。
とりあえず現在の水槽はこのような感じになっています。

家の水槽1

カボンバは人工のもので、フィルターのスポンジ部分を隠すために入れていますが、将来的には取り出そうと思っています。やはり、人工の物は楽でいいけど、本物もいいよね。ということで。
石が左に寄っていて、高くなっているので、下の方に酸素が行き渡らずに嫌気性バクテリアが発生しそうになっていますね…。
まだ熱帯魚はいないので、もう少し考えようと思います。

上部式フィルター用マットを購入

ちなみに、水槽をいただいた時に上部フィルター用にリングろ材が入っていたので、それはそのまま使用することにして、それだけでは心もとないので、マットを購入しました。

ろ過マット全体
ろ過マットアップ

カインズの「Pet’s One」というブランド?のもので、値段は比較的安くマットが10枚入って400円程度でした。色々と良いことが書いてありますが、とりあえず物理ろ過として使用し、生物ろ過としてバクテリアが繫殖したらいいな、ぐらいな気持ちでリングろ材の上に敷いてあります。
ちなみに、カインズのサイトにありました。
薄型高密度強力ろ過マット10枚

上部フィルターも、GEX製で、おそらくデュアルクリーン600だと思いますが、追加で一段増やしてあるものも一緒にいただけたので、そちらも利用していきたいと思っていますが、今のところ積んであるだけで、特に何も入ってはいません。

低床の砂利を購入

上の写真にも写っていますが、水槽に敷く砂利も購入いたしました。

大磯砂10kg

こちらはネットで購入しました。大磯砂利と書いてあるので、大磯砂なのかな、と思いますが、産地も記載がなく、本物かどうかは詳しくないので分かりません。
天然石と大磯砂利という表記を信じて購入しましたが、2分サイズ(6mm程度)10kgで2700円程でした。

サイズは迷いましたが、あまり小さすぎても、粒同士の隙間が無くなって、嫌気層が出来ても良くないなと思い、2分サイズにしました。

水槽が60cmなので、今のところ水草を植える予定もないので、10kgぐらいあれば大丈夫かな、という感じです。水草を植えるには5cm程度の高さは必要らしいですし、もし植えることを考えたらサイズを変えるか、そもそもソイルなど別のものにしたかもしれません。

ちなみに、これが洗うのが結構大変で、バケツで半分程度に分けて洗ったのですが、すぐに水が濁るぐらい最初はすごく汚れています。小さな植物の破片なども混じっているので、砂利を購入した際は必ず最初に洗った方がいいです。

10回~15回程、水を換えながら洗って、ようやくそこそこかき混ぜても細かいゴミも浮いて来ず、濁りが無くなり、水槽に移しました。

水槽に砂利を入れてみて思ったのが、底面式フィルターもあったら良かったかな、でした。
上部式フィルターと連結させて底面の水を吸い上げることで、砂利の下の方に嫌気層が出来る心配もないですし、砂利にバクテリアが繁殖し易くなるかな、と思いました。

水槽に水を入れてみて

上部式フィルターが正常に作動するかの確認がしたかったので、実際に水を入れてみました。
ちゃんと動くことが確認できて良かったのですが、もう少し何か出来ないかな、と思いました。
まだ何を飼育するか決め切れていませんが、メダカかグッピー、エビなどを検討しています。

ここでひとつ心配なのが、phです。水槽の水も環境によって、酸性からアルカリ性まで、phが変わってきます。
当然、熱帯魚や水草にも適した性質があるので、それに出来るだけ合わせていかないと、魚にストレスがかかったり、病気になってしまったり、飼育が難しい種類であれば、直ぐに死んでしてしまうこともあります。

この中で、phを変えると思うのは大磯砂で、砂に紛れ込んだ貝殻や珊瑚が徐々にphをアルカリ性に傾ける成分が溶け出しきます。購入したものも、洗っている時に貝殻が混じっているのを見かけたので、徐々にアルカリ性になっていくだろうと思います。

大磯砂自体は淡水魚の飼育には適していると思いますが、水質をアルカリ性に傾ける性質があるので、酸性を好む熱帯魚の飼育にはあまり向いていないかもしれません。

また、徐々にphを上げる(アルカリ性になる)成分が溶け出していきますが、数か月から1年程でphを上げる成分が少なくなってきたら落ち着いてきます。

ネオンテトラやグッピーであれば、弱アルカリ性でも飼育可能ですが、ミナミヌマエビなどは弱酸性の方が快適に過ごせるので、出来れば中性付近になるようにしたい。

そこまで拘らなくても、飼育する際にしっかりと水合わせをしてあげれば、よっぽど環境差が激しくなければ大丈夫でしょう。ただ、心配にはなりますよね。こうしてあれこれ考えるのも、またひとつの楽しみ方だとも感じます。

流木をいれたい

流木を水槽に入れると、水質は弱酸性に傾いていきます。
実際に入れてみないとわかりませんが、バランスは取れそうです。見た目も良くなりますし、モスなどを活着させることが出来れば、雰囲気は良さそうです。

流木は「アク抜き」をしないと、水が濁ってしまいます。以前海外で流木を入れた時も何もせずに水槽に流木を入れたので、水が茶色くなってしまいました。
水質に影響はありませんが、透明度が無くなるので、水草を入れていたりすると、枯れやすくなります。

ということで、流木も用意することにしました。アク抜き済みのものを購入しましたが、購入して直ぐは水に沈まなかったりする場合があるので、しばらくは水につけておきたいと思っています。
水槽を入手してから、砂利を買ったり、フィルター用のマットを買ったり、まだ熱帯魚はいませんが、準備する時間も楽しいですし、合ってるのか間違っているのか本当のことは分かりませんが、今はネットで多くの情報が簡単に手に入りますので、ひとつの情報だけではなく、多くの情報を見て、最善に近い結果になるようにしていきたいですね。

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– ろ過 – 物理、生物、化学ろ過・ろ材ついて – 熱帯魚について#1

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熱帯魚2 ろ過 について

ろ過 とは – 熱帯魚を飼育する水槽に必要だと思うもののひとつに、フィルターがあります。
なぜフィルターを使用するのでしょうか。一概には言えないと思いますが、ひとつに「ろ過をするため」というものがあります。

水槽にエサを入れたり、魚が糞をしたりすると、それが段々分解されてアンモニアが発生します。それが水槽内の熱帯魚にダメージを与えることになってしまうので、様々な方法で取り除いていこう。ということです。

実際には、金魚やメダカを飼育されている方で、何も使用せずとも飼育できているから、必要ないのではないか、と思われる方もいると思いますが、飼育する環境や熱帯魚の種類によっては必要になってくると思います。今回はそんなろ過について書きたいと思います。

なぜろ過をする必要があるのか

もし、熱帯魚を飼育したい!と思い、水槽を買い、そこにたっぷりの水と熱帯魚を入れたとして、毎日エサをあげ、魚が糞をすると、だんだんとエサの食べ残しであったり、糞が水槽内にたまっていくことになります。
そうすると、その残骸が分解される過程でアンモニアが発生します。

それだけでなく、熱帯魚の代謝の結果にも生じ、また、熱帯魚の死骸や枯れた水草を放置していても、同様にアンモニアが発生します。
アンモニアは毒性が強く、濃度が高くなると、水槽内の熱帯魚達はアンモニアの中毒になり、死んでしまいます。

水槽をパッと見ただけでは分からないかもしれませんが、水が白く濁ったり、水槽から悪臭がしたりしますので、その時は市販の検査キットで調べてみた方がいいと思います。

そんな有害なアンモニアを除去するために、ろ過をすることが有効だということです。
本来、自然界では硝酸菌というバクテリアによって、亜硝酸塩から硝酸塩へと分解されていくので、高濃度になって魚に影響を与えることはありません。
それに近い環境を水槽内で実現出来れば、それはとてもすごい亊だと思いますし、理想的かもしれません。

しかし、実際は水槽のサイズが小さかったり、飼育したい数が多かったり、などの理由から環境を作り出すことは難しいと思います。

そこで、ろ過して水質を改善しよう、となるわけです。
水換えをすれば解決しますが、頻繁にするのも大変ですので、少しでも水質の環境が良い状態を維持しよう、ということですね。
ちなみに私は、上部式フィルターを入手したので(記事はこちら)、そちらを使用してろ過をしていこうと考えています。

ろ過と言っても種類は様々で、「物理ろ過」「生物ろ過」「化学ろ過」と、その方法の違いもあります。

物理ろ過とは

文字通り物理的にろ過をするということで、水中にあるゴミを取り除くために設置をするろ過装置のことです。
水槽の中には食べ残したエサや熱帯魚達の糞、水草を入れているものだと、悪くなった部分が切れて漂っていることもあります。そういったものが残ったままになっていると、水質悪化を招き、熱帯魚達にダメージを与えてしまうことにつながります。

そこでそういったものをろ過装置で除去してあげることで、水質を綺麗に保つことが可能になります。
主なろ材はウールマットやポリエステル素材のマットで、スポンジフィルターや、上部式のフィルターにもマットを敷いてそこでゴミを除去したりしています。ですので、定期的に汚れていないか確認し、目詰まりを起こさないように掃除してあげるといいと思います。

また、スポンジやウールにバクテリアを繁殖させ、生物ろ過として使用することも考えて、水道水を一日程度おいて、カルキ(塩素)を抜いてからスポンジを洗うようにすると、バクテリアが死滅せず、生物ろ過として使用できます。
単純にゴミを取りたいと考えているのであれば、普通に洗って再利用することも可能です。

生物ろ過とは

スポンジやウール、セラミック素材のものやサンゴ砂などの多孔質なろ材を使用し、そこに好気性バクテリアを繁殖させて、熱帯魚のエサの食べ残しや、糞など、放置すると毒性の強いアンモニアに分解されるものを、亜硝酸塩、硝酸塩へと分解させていく、というものです。
好気性バクテリアが分解をするのに酸素が必要なので、酸素を取り込み、循環させるためにも、多少でも水の流れがあった方がいいと思います。

上部フィルターやエアーポンプを使用していれば、水に流れが出来、酸素も水槽内に取り込まれます。ただ、飼育する種類によっては、水の流れが強いと疲れてしまう魚もいますので、そこは気を付けた方がいいと思います。

底面式のフィルターであれば、低床全体をろ材として使用出来るので、止水域も少なくなりますし、砂利にバクテリアが定着すれば、とても良い環境になると思います。底面式フィルターは安価でメリットも多いのですが、一度設置すると、フィルターの掃除やレイアウト変更を考えた際に、全部取り出さなければならないという、結構なデメリットもあります。

化学ろ過とは

活性炭やゼオライトなどを使用し、熱帯魚に有害な物質を吸着する性質を利用したろ過方法で、「吸着ろ過」と呼ばれることもあります。また、使用するろ材により、吸着できる物質に違いがあります。
「化学ろ過だけ」ということではなく、割と他のろ過方法と一緒に使用し、こちらは補助的な役割を担っていることが多いと思います。
化学ろ過は性質上、無限に吸着しつづけることが出来ないので、割と頻繁にろ材を交換する必要があるため、コストがかかるのが難点です。

化学ろ過の良いところは、流木を入れた時に出る黄ばみやアク、水の濁りなども吸着してくれるところで、目に見えない物質の除去だけではないというところでしょうか。
ただし、ろ材を放置しつづけてしまうと、限界まで吸着し、その後は逆にいままで吸着していた物質を放出してしまうので、そこは気を付けた方がいいと思います。

熱帯魚、水草のために

ろ過の方法も様々ありますが、結局は水槽内の環境を整えるためで、そこに住む熱帯魚や水草にとって居心地の良い環境を提供するために必要なのだと個人的に思います。
どんなに素晴らしい上部フィルターを使用した生物・物理ろ過でも、熱帯魚にとって、水流が強く、ストレスがかかってしまう。ということになれば本末転倒です。

飼育したい熱帯魚の大きさや数を決めた後に、それにはどれぐらの大きさの水槽が必要なのか、フィルターはどうした良いのか、など、熱帯魚にあった飼育方法についても興味を持っていただけたら、と思います。

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熱帯魚-1

いつになるかわからないが、熱帯魚を飼育しようと思います。
こちらの記事を読んでくださった方々に熱帯魚の魅力が少しでも伝われば。と思います。

子供の頃は、夏休みの自由研究で「熱帯魚の観察日記」的なものを提出した方もいるのではないでしょうか。また、お子様が熱帯魚や水草の観察日記をされるという方もいらっしゃると思います。

のら猫がやってきた」でも少し触れていますが、我が家はマンションで、猫や犬などのペットは禁止となっております。しかし、臭いや鳴き声などがしない生き物は基本OKなので、熱帯魚は飼育することが出来ます。

また、子供の時に金魚やメダカを飼育していて、とても可愛く、熱帯魚が好きになったのですが、それから大人になるまで、飼いたいと思ってはいても、中々飼うことが出来ずにいました。

そんな中、仕事で3年ほど海外に住んでいた時、とても大きな倉庫型の熱帯魚屋さんが車で10分ぐらいのところにあり、久しぶりに見る熱帯魚に心奪われてしまい、そこからグッピーをはじめ、エンゼルフィッシュやウーパールーパーなど、色々な熱帯魚を飼育し、気が付けば45cm程の水槽が4つになっていました。
日本とは違い、海外で手に入る水槽やフィルターなどの道具は、そこまでしっかりとしたものではなく、色々と工夫しながら環境を作っていくのも、とても楽しかった記憶があります。

しかし、知識がないと悲惨な目に合うことも多く、クリスタルシュリンプ数匹を飼育し始めて直ぐに、水槽いっぱいに水を入れていたこと、水槽にふたをしていなかったことが原因で、夜の間に、いつの間にか飛び出していて、朝起きたら干からびてエビせんべいになって床に転がっていた。なんてこともありました。

エンゼルフィッシュとウーパールーパーを一緒の水槽に入れていた時も、気が付いたらウーパールーパーの「エラの部分のフサフサ」がつつかれていたり。
グッピーも、子供がたくさん産まれても、隠れる場所が少ないと大人グッピーに食べられてしまったり。

可愛いから。かっこいいから。といってなんでも飼ってしまうと、熱帯魚同士の相性であったり、熱帯魚の数に対して水の量が少なかったり(水槽が小さい・砂や流木などを入れすぎ)魚達にとって良くない環境になってしまうことも多々あります。

また、レイアウトを凝りすぎて水槽内の水量が少なるなることも考えなければならないことのひとつですが、アイテムによっては、とげとげしていたり、固く尖っていたりする部分があると、その部分が熱帯魚を傷つけてしまう原因にもなります。

そんな経験もありましたが、出来る限りそこにいる熱帯魚にとって良い環境を作りたい。と思えるようになりました。またそれがアクアリウムの楽しみでもあると思います。

日本に帰国してからは、水槽や周辺機器、電気代などの費用を考えて、なかなか手が出なかったのですが、最近水槽をいただく機会があり、またこの機会に飼育してみようと思います。

水槽写真
いただいた水槽と周辺機器

水槽は幅60cm奥行30cm高さ36cmのもので、前面が曲げガラスになっていて、ふちが無いので正面から見た時に、見やすくなっているものです。おそらくこちらです。

他、上部式フィルターと、LEDのライトがあります。レイアウト用のカボンバの人工水草もあります。

と言っても、それだけで、まだ何もいません。空です。
ここから熱帯魚を買おうと思いますが、まだ準備が整っていないので、もう少し先になると思います。

とりあえずこれから用意しようと思うのは、下に敷く砂か小石と、上部フィルターにいれるマットです。

熱帯魚を飼育するにあたって必要だと思うものは、

  • 水槽
  • ろ過装置(フィルター)
  • ヒーター
  • 砂利または土
  • 水草
  • エサ

など、色々あると思いますが、すべてが必要という訳ではなく、「何を飼いたいか」「水槽を室内に置くか屋外に置くか」などにもよると思います。

例えば、普通のメダカ(ミナミメダカやキタノメダカなど)を飼育したい、と思えば、水槽と水草、あとはエサがあれば、他は何もいらなかったりします。
近くの川や田んぼ、池などから採集してきて飼育しようという方もいると思いますが、割と容易に飼育できると思います。

ただ、そういった野生の魚などを一度採集してきて、どんどん増えてしまったからといっても、採った場所以外に放流することはしない方がいいと思います。
実は微妙に遺伝子レベルで地域差があり、他の場所で放流した魚が増えてしまうと、その地域に生息していた魚に影響が出てしまうからです。

脱線していましましたが、あと足りない(と個人的に思っている)砂とフィルター用マットを買ったら、水槽を作っていこうと思います!
ちなみに、今のところ、この記事を書いているのが夏なので、ヒーターは必要ないと思っていますが、冬場に向けては購入を考えております。

また、いつか水換えをせず、熱帯魚の入った水槽に水と土や砂、流木や水草を入れただけで循環させる自然を切り取ったような環境を作れたら。そう思っています。多分フィルターは使うと思いますが…。

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のらネコ たちが実家にやってきた #3 – AWAKESブログ –

のらネコたちが実家にやってきた#3

猫よけ のらネコ

のらネコ 達が住み着いてから、10日ほど経った数日前に家に様子を見に行った際、謎の機械が設置してあった。

調べてみると、こちらは「ユタカメイク」という会社のガーデンバリアという猫除けの機械で、動物の体温から出る赤外線の動きを感知して、超音波を出す、というものらしい。
動物愛護の観点から、猫を傷つけることなく、近寄らせないように出来る、という優れもののようだ。

なぜこのようなものがあるのか聞いてみると、結局、保健所からレンタルしたという。
やはり、アレルギーがあるために、ずっとこのままにしておく訳にはいかないとのことでした。

個人的には非常に残念ではあるが、現実、飼育環境が整っていないのに、簡単に面倒は見れないのである。

この猫除けの機械がの効果はてきめんで、それ以降野良猫達の姿を見ることはない。
初めてネコたちが訪れてから、少し愛着もあったので、寂しさもある。

ネットなどで、ネコを飼っている動画やサイトを見ると、最近とても可愛くて「いいなぁ」と思うようになってきていたが、飼育出来る家庭であることは、とても素敵なことで、それだけでも実は幸せなことなんじゃないか、と思う。

今回の経験から、ネコ達から、ネコの亊を少し調べる機会を与えていただいて、野良猫を保護してもらうには、子ネコが産まれて直ぐでなければならないこと、その場合親猫は保護対象にならないこと、TNRのこと。色々と勉強になった。
もし、今後ネコを飼おうと思ったとしても、まず何をしなければならないか、何が必要なのか、それにはどれぐらいの費用がかかるのか。そういったことを頭に置いて考えることが出来ると思う。

きっと、これは猫に限った話ではなく、他の生き物にも言えることで、少しでも生まれてきて良かったと思えるように、人間がサポートしていける世の中になれば、と思う。

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のらネコがやってきた

野良猫たちが住み着いて数日、相変わらずみんな元気にやっていた。
うちで飼っているわけではないので、エサを与えたりはしていないが、どうやって生活しているのか、少し心配になる。きっと、母ネコが毎日あちこち奔走して、食べるものをどこからか調達してきているのだろう。野良猫に食べ物を与えられないもどかしさみたいなものはある。だが、すまぬ。今なにかしてやることはできないのだ。

窓から覗くと、子ネコが直ぐに気付いてこちらを見てくる。それがとても可愛い。
しかし、窓を開けると、サッとどこかに逃げてしまうので、警戒心はとっても強い。
一番最初に母ネコに対峙した際は、「シャー」と威嚇されたりもしたが、だんだんと慣れてきたのか、逃げはするものの、見ている分には落ち着いて生活している。

鉢植えの中からこちらを見る子ネコ
鉢植えの中からこちらを見る子ネコ

しかし、サンダルやスポンジなど、その辺に置いてあるもので遊んだりするので、ずっとこのままこの場所に居させるわけにもいかない。
めちゃくちゃに荒らされるということはないが、やはりプランター用品や車のタイヤ、猫たちに危険な物などもあり、猫たちが怪我をする可能性も無きにしもあらずなので、少なくともこの場所に留まらせるのはよろしくないと思っている。

ふと、他にもきっと同様に野良猫が家に住み着いてしまう方々がいらっしゃるのではないかと思い、ネットで調べていると、結構色々と出てきた。その中に「野良猫が家に来る意味」的なサイトがちらほらとあった。

そこには、野良猫が家に来るということは、「幸運を運んできてくれる」というような内容が書いてあった。
確かに、「招き猫」もそうだが、ありがたい存在ではある。キャラクターとしても、「ドラえもん」をはじめ、「キティちゃん」や魔女の宅急便の「ジジ」など、みな愛されキャラだ。
実家に来たネコ達も、個人的には猫キャラクター達に引けを取らない程可愛く見える。

室外機の上からこちらを見る子ネコ
室外機の上からこちらを見る子ネコ

ただ、彼らのことを考えると、色々としてあげなければならないことはあるのだろう。
こうして実際に猫を身近に感じることが今までなかったので、色々と調べてみて、思いのほか猫に関して知らない亊が多いと言う事実が分かり、とても勉強になっている。
何が一番彼らにとっていいことなのか、まだまだ理解が足りないと思うので、もう少し猫について調べてみようと思う。
もちろん、その結果の選択肢が必ず「正しい」ということではないのだろうが…。

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のらネコ たちが実家にやってきた #1 – AWAKESブログ –

のらネコがやってきた

実家に のらネコ が住み着いてしまったので、ここにどうしていったのかを綴っていこうと思う。

ある日、実家に帰ったら、うちに野良猫が住み着いてしまっている。という話をされた。
親は動物アレルギーがあるので触ることも出来ない状態なので、困っているとのことだった。

見ると、母ネコと、産まれてからまだ1か月程度の様に見える子ネコが3頭、家の裏にある室外機の付近でのんびりとしているではないか。
1頭は母ネコにそっくりな見た目をしていて、1頭は三毛猫だと思われる。もう1頭は、母ネコ感が強いが、若干茶色っぽい感じが足の辺りにあるので、父ネコの要素を少し受け継いでいるように見える。
急になぜ?いつから?どうしてうちに来たんだい?と、問いかけてみても、「はぁ?何か問題でも?」という顔をしている。

のらネコ

しかし、私が住んでいるマンションはペット禁止であり、そもそもそのような余裕もなので保護することも出来ず、かと言って実家の中で保護することも出来ず、どうしようか悩んでいる。
それに、いくら可愛いからといって、無責任に飼うという選択肢はない。ということを伝えておきたい。

最近、保護ネコ活動などの話はよく聞くし、施設に引き取ってもらえればと、とりあえず保健所に連絡してみることにしたが…。

「産まれてすぐの猫なら保護しますが、それ以外は無理です。」とのことだった。
ちなみに、自宅に住み着いて迷惑なら、猫が嫌がる音が出る機械?は貸し出し可能、ということだった。要は追い出してやれば良いのだ。

でも、それは結局、他の家の人になんとかしもらえ、ということにならないだろうか。
と、考えてしまうと、それは少し抵抗がある…。

それなら、と保護団体のサイトを調べてみると、成ネコはシェルターが満床で引き取りを受け付けておらず、子ネコも1頭につき、1~4週齢までで¥15,000円。5~8週で¥30,000円で引き取ります。ということで、実家に住み着いている母ネコはそもそも引き取ることが難しそうで、子ネコ達にしても、おそらく生後1か月は経っていそうなので、3頭とも引き取ってもらおうと思うと9万円は費用がかかりそう、ということが分かった。なかなかする…。
それに母ネコはどうしたら…。

のらネコ 室外機からのぞく母ネコ

また、生後3か月以上のネコには「TNR(Trap・Neuter・Return)」という、捕獲器などで捕獲し、不妊や去勢の手術をした後、もとの場所に戻す。ということを推奨しているらしい。

私の住む中部地方の助成も2,000~4,000円程の助成制度があるらしいが、4頭ともどうにかしようと思うと、いずれにしてもそれなりの費用を負担しなければならない。

現在、知り合いにお願いして、飼い主になってくれる方を探していただいているが…。

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