熱帯魚飼育#9 – アヌビアスナナプチを購入 – 活着・育て方について

アヌビアスナナプチを購入 – 活着・育て方について

アヌビアスナナプチ_03

はじめに

Amazonでアヌビアスナナプチを購入しました。
前からアヌビアスナナって、良いよな。と思っていたので、遂にといったところです。
実際に購入してみてどうだったのか、そのレビューをしてみたいと思います。

購入したのはAmazonでしたが、同じところの同じものが楽天市場でも購入可能となっています。

届いた時の状態

届くのは、注文してから4〜6日程かかるとメールに書かれておりましたが、2日後には発送され、3日後には届きました。思っていたよりも早く届き、大変驚くとともに嬉しくもありました。

届いた日は夏前というのに、気温は30度程あり、さらにメールでポスト投函が完了しましたと届いた時には外出しており、少々焦りました。
それから1時間ほどして帰宅し、到着した封筒を開封してみましたが、中身はとても丁寧に入れられておりました。

アヌビアスナナプチ 袋の状態

「不良品は再送します。」と書かれていたので、中身を見る前からとても安心しました。
中の新聞紙は水で濡らしてあり、丁寧に梱包していただいているな。と感じます。

アヌビアスナナプチ 開封時

実際に中身を確認してみて

こちらが、実際に届いたアヌビアスナナプチです。
とても綺麗で状態も良いと思います。

ここで、根っこを少しカットしてから、流木やらに巻きつけようと思っていたのですが、数を数えてみると、あれ?となりました。

なんと8株も入っていたのです!
1株多いのであれば、まぁ嬉しいな。という気持ちになりますが、流石に8株も入っていると、良いのかな?と逆に少し不安になります。

楽天市場のレビューでは「おまけが付いていた」など、色々と良いことも書かれていたり、まぁあまりよろしくないような内容もありましたが、私はとても良かったと思います。

あまり良いことばかり書いていると「水草専門店 イイ水草市場」の回し者なのではないかと言われそうなのですが、今回はたまたまだったのかもしれませんが、内容がとてもよかったので、記事にしてしまいました。

アヌビアスナナプチ レイアウト後

水槽に導入

とりあえず、少しだけ根っこを切り、流木や溶岩石に、100均で購入した「テグス」で巻き付け、水槽に入れた状態です。

右側の流木の画像に写っていない部分にも巻き付けてあります。それを踏まえてよくよく数えてみると、8株あるのがわかると思います。
そして、個人的にはとても状態が良いものだと感じました。

アヌビアスナナプチについて

アヌビアスナナプチはとても成長が遅く、1ヶ月でおおよそ2cm程度らしいので、気長に育つのを楽しみたいと思います。

また、光量も特に必要なく、あればより良い、ということなので、そこまで気にすることなく育てられますし、CO2も必要ない(基本的にCO2の添加は考えていない)ので、安心してレイアウトすることが出来ます。
成長が遅いことも、ややじれったく感じる時もあるかもしれませんが、そこまでトリミングに気を取られることがないと考えると、とっても良い水草だなぁと思います。

さらに、アヌビアスナナ系は非常に丈夫でちょっとやそっとでは枯れることはない。らしいです。
実際にこれからどうなっていくのかはわかりませんが、また記事を書く際に画像に写っていれば、あぁ、アヌビアスナナプチ元気なのね、と思ってもらえればと思います。

購入を考える時に他に不安に思って調べたことを少しだけ書きたいと思います。

水質は弱酸性〜中性ぐらいに適応しているので、おそらくもう少し幅広く育てることが可能なのではないかと思っています。
水温に関しても20〜28度程度は耐えるらしく、比較的低水温にも強いので、室内環境であれば冬でも乗り越えてくれるのではないかと期待しています。

葉も硬く、かじられることが少ないため多くの熱帯魚との混泳にも向いていそうです。

ところで、普通のアヌビアスナナではなく、プチにした理由のひとつとして、サイズがあります。
アヌビアスナナは葉の部分が7cm程度になるので、成長するまでに時間がかかるとしても、その内水槽内がとんでもないことになるかもしれない、と少しびびっていました。
プチの方といえば、1.5〜3.5cm程の葉のサイズということで、安心して水槽に入れられるかな、ということでプチを選びました。

見た目もインパクトがあり、茂っている姿はかっこいいですよね。

さいごに

今回も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます!

基本的には第6回の記事にあるダークブルーシュリンプが好きなので、Twitterでもダークブルーシュリンプについてのつぶやきが多いですが、各水草の成長も実際どうなのかを記事にできたらと思います。
私も水槽も、みなさま共々に成長していければと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします!

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ミナミヌマエビ の飼育・繁殖の方法と、水質やエサについて

ミナミヌマエビの飼育・繁殖の方法と、水質やエサについて

ミナミヌマエビ - トップ

ミナミヌマエビとは

ミナミヌマエビ は、日本にも生息しているヌマエビで、その一生を淡水で過ごします。
ですので、淡水水槽で飼育・繁殖が可能な、飼いやすく、育てやすい、とても人気のあるヌマエビです。

初心者から上級者まで、幅広く愛され、多くのアクアリストにとって、コケ取り生体として認識されているのではないでしょうか。

また、現在「ミナミヌマエビ」として販売されているものが、シナヌマエビ(外来種)との交雑種という情報もあるようです。
自然の川で採集したものも、交雑種ということにもなってきているようです。

「日本固有種」と書かれて売られているものを見たことがないので、確かにそうかもしれませんが、それはDNA鑑定をしなければ実際のところはわかりませんので、ここではそれらを含めて「ミナミヌマエビ」とすることにしております。

こうした内容の記事に触れるにつれ、安易に飼いきれなくなった熱帯魚を川に放つ事をやめようと思う人が増えてくださるといいなと思います。

ミナミヌマエビの特徴

成熟しても、オスは2cm程度、メスは3cm程度と小型で、性格も温厚。他の熱帯魚などの生き物を襲うこともありません。

その小柄な見た目と、透明な身体に八の字の縞模様が美しく、水草や石などのレイアウトの邪魔をすることなく、せっせとつまつましている姿を愛でることができます。

また、若い個体はオスメスともに半透明で、ほとんど模様もないため、判別することが難しいですが、メスの成体は成熟していくにつれ、体の色の変化が大きくでます。

寿命は1〜2年程度で、順調に成長すると、産まれてから2ヶ月程度で繁殖可能になります。

ミナミヌマエビの水質

ミナミヌマエビはpH6.5〜7.0程度の弱酸性〜中性の水質を好みます。
しかし、実際に飼育する際に、そこまで気にして飼育されている人は多くはないかもしれません。
ミナミヌマエビは急な水質の変化には、体力を消耗し、弱ってしまうことがありますが、一度慣れてしまえば、強酸性や強アルカリ性、水質が相当悪化した環境などでもない限り、数ヶ月水換え無し・エサもほとんど無しでも水草やフィルターがあれば生きていけるので、適応能力は狭くありません。

カルキを抜いた水をそのまま使用しても問題なく過ごせる環境となります。
しかし、水草の残留農薬には非常に弱く、水草を導入する際には注意が必要です。
また、ミナミヌマエビを購入し、水槽に入れる際には、点滴法など、急な水質の変化にならないように入れてあげると、死ぬ確率は下がります。

ミナミヌマエビの飼育温度

元々日本でも生息しているヌマエビの仲間ですので、越冬も可能です。ただ、屋外よりも室内の方が安全に越冬できます。最適な水温は20〜26度程です。
冬場は5度程度でも耐える場合もしばしば見受けられますが、水面が凍るような屋外の環境ではダメージが大きくなります。

夏場の高温には注意が必要で、30度付近から酸欠や高温などで落ちてしまうことがあります。
室内飼育でも、夏場は直射日光が当たる場所は避けた方が良いでしょう。
室内の場合は、エアコンや水槽用の冷却ファン、クーラーなどを上手く利用し、ミナミヌマエビが過ごしやすくしてあげましょう。

冬場にヒーターを使用しない場合、繁殖はせず、春の気温が20前後になると、繁殖し出します。
1年を通して安定して繁殖をさせてい場合は、ヒーターを設置し、25度前後で安定した水温を保って飼育すると良いです。

ミナミヌマエビの水槽サイズ

水槽のサイズは、30cm、45cm、60cm、90cmなど、色々な規格がありますが、ミナミヌマエビの飼育のしやすさ、繁殖のしやすさを考えると、大きめの水槽での飼育を検討した方が良いかもしれません。
小さな水槽では、その繁殖力の高さからすぐに過密飼育になり、次第に水槽が手狭になっていき、水質の悪化の速さから小まめなメンテナンスを要求されたりしてしまいます。

ミナミヌマエビのフィルター

ミナミヌマエビには、フィルター無しでも飼育は可能です。ただし、その場合はエサの食べ残しやフンの処理など、小まめにメンテナンスをしてあげた方が良いでしょう。
また、酸素不足にならなように、エアレーションはしてあげた方が良いと思います。

フィルターを使用する場合でも、底面式フィルターや投げ込み式フィルター、上部フィルターなど水槽のサイズや飼育しているミナミヌマエビの数に応じて濾過能力を選んで良いと思います。

ただ、上部フィルターなど、フィルターの吸い込み口に稚エビが吸い込まれてしまうことがあるため、専用のストレーナースポンジを着けるなど、対策が必要となります。

適度な水流であれば、水質の維持にも役立ちます。元々流れの緩やかな川や池などの止水域に生息しているため、水流がなければ弱って死んでしまう、また水流によって弱って死んでしまうということはありません。

ミナミヌマエビのエサ

赤虫や人工飼料などのエサを食べますが、ミナミヌマエビが脱皮した殻や、水槽内に発生する植物性プランクトン、動物性プランクトンなどの微生物もミナミヌマエビのエサとなります。
ですので、低床が敷いてあり、水草を植え、石などのレイアウトがあって、フィルターを使用しているような環境であれば、自然と発生するプランクトンなどや水草についたコケなどを常につまつましています。
その場合、ほとんどエサを与えなくても飼育が可能なこともあります。ミナミヌマエビが落ち着く環境という意味でも、ウィローモスなどの水草を水槽に入れてあげるのも良いでしょう。

他の熱帯魚などと混泳しているのであれば、フレーク状のエサなど、熱帯魚に与えた人工飼料の食べ残しを綺麗にしてくれたりもします。

ミナミヌマエビの混泳

ミナミヌマエビ自体、温和な性格で他の熱帯魚を襲うことはありません。しかし、大型の熱帯魚など、エビをエサとする魚もいますので、エンゼルフィッシュやベタ、ディスカスといった熱帯魚との混泳は向いていません。

向いている生体としては、レッドラムズホーンや石巻貝などの貝類。
メダカ、ネオンテトラやグッピーなどの小型で大人しい熱帯魚。
オトシンクルス、プレコなど、吸盤状の口をしているのが特徴の熱帯魚。
などが混泳可能と言われています。

ただし、個体差や飼育環境などがあり、エビをつついたりする生体もいるかもしれません。そういった場合には、シェルターや水草などの、エビが避難できる場所を確保してあげることをおすすめします。

また、ハッチアウトしたばかりの稚エビは相当小さいので、混泳可能と言われている比較的小型な熱帯魚でも稚エビが食べられてしまう危険性があるので、ウィローモスなどの水草やシュリンプ用シェルターなどの隠れ家を用意してあげると良いです。

ミナミヌマエビの繁殖

オスメスの成熟した個体が揃っていると、ミナミヌマエビは比較的簡単に繁殖します。

メスの背中に卵が見えてくるようになると、脱皮したメスからフェロモンが出ると言われ、オスはそのフェロモンに誘われて交尾をします。その際、オスがメスを探すために水槽内を盛んに泳ぎ回ります。これは「抱卵の舞」と呼ばれ、ミナミヌマエビを飼育する楽しみのひとつではないでしょうか。

交尾が終わったメスは、2、3時間かけ、卵をお腹に抱えていき、一度に30〜50以上の卵を抱えることもあります。

おおよそ1ヶ月程度で孵化し、稚エビ達は順次ハッチアウトしていきます。
稚エビは2mm程度のサイズしかなく、熱帯魚と混泳していると狙われる危険もあるため、逃げ場を用意してあげることで生存率を高めることができます。

繁殖しやすいミナミヌマエビですが、冬の寒い時期には繁殖活動をせず、春の訪れを待っていますので、1年を通して繁殖を楽しみたいのであれば、水槽にヒーターを入れ、水温を25度前後に保ってあげると年中繁殖が楽しめるようになります。

さいごに

一度水槽の環境に慣れると、なかなか丈夫で、元気に泳ぎ回る姿や、水草などをつまつましている姿がとても可愛らしいミナミヌマエビですが、繁殖のしすぎで増えすぎてしまうことも多々あります。

増えすぎてしまったからといって、川へ放流したりせず、年中ヒーターを使用しているのであれば、使用を中止し、冬場は繁殖させないなど、増えすぎないように工夫してみるのも大切なことではないでしょうか。

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– グッピー の飼育・繁殖の方法と、水質やエサについて –

– グッピー の飼育・繁殖の方法と、水質やエサについて –

グッピー 02

グッピーとは

グッピー 」は、中南米にあるベネズエラで最初に科学的発見がされた熱帯魚で、オスの方がメスよりも色や模様が派手です。
とても丈夫で、水質への適応力が高いので飼育が容易で、「熱帯魚はグッピーに始まりグッピーに終わる」と言われるほど奥が深く、また世界中でも人気が高く、品種改良も盛んに行われています。

グッピーの特徴

グッピーは「卵胎生」の熱帯魚で、卵を胎内で孵化させた後に、体外へ産み出されます。

アクアリウム初心者でも飼育・繁殖が簡単です。その飼育のしやすさ、さらに1度に多くの稚魚が産まれるため、繁殖のしすぎに注意が必要なほどです。

グッピーの水質について

グッピーに対する水質は、そこまで神経質にならなくても良いですが、基本的に弱アルカリ性の水質を好みます。中性付近でも問題なく飼育が可能です。強い酸性でなければ、よっぽど大丈夫ではないでしょうか。ただ、可能な限り飼育する生体にとって、優雅な環境を提供したいものですね。

弱アルカリ性を維持するには、珊瑚や貝殻などを入れるのが良いですが、元々適応範囲も広く、他の熱帯魚と混泳することも多いので、シビアに水質を維持する必要はありません。

グッピーの飼育温度について

水温に関しては、飼育可能な水温は23〜27度程度だと安心して飼育可能です。実際に飼育可能な水温にはもう少し余裕がありますが、25度前後の水温を保ってあげると、調子が良い状態で飼育できます。ただ、水温が低すぎたり、高すぎたりすると、病気になりやすくなるので、冬場はヒーターを設置、夏場の高温時にはファンを回したり、水温対策をしてあげると、グッピーは元気に育ちます。

グッピーの水槽サイズについて

サイズも特にそこまでこだわる必要はありませんが、グッピーを飼育する水槽のサイズは、60cmサイズがオススメです。小さな水槽だと、小まめにメンテナンスをする必要がありますし、大きめのサイズを選んでおくことで、繁殖しやすいグッピーが頻繁に増えていっても、ある程度許容できるからです。

グッピーのフィルターについて

グッピーを飼育するために設置するフィルターですが、一部のグッピーは強い水流を好むものもいますが、基本的にヒレが大きく、泳ぎも得意ではないため、弱目の水流の方が良いです。強い水流で飼育すると、体力を消耗し弱ってしまいます。
フィルターのメンテナンスや先の水槽のレイアウト変更などのことを考えている場合は、底面式よりも投げ込み式や、外掛式フィルターの方が良いかもしれません。もしくは、上部フィルターや外部式フィルターの排水口にスポンジをつけたり、水流を弱める対策をするのも良いでしょう。
また、フィルターには、生物濾過や物理濾過など、種類や方法があります。濾過についてはコチラ

グッピーのエサについて

グッピーのエサは、雑食性のため、何でも食べます。フレーク状、そのほかにも粒状のものがありますが、一般的に販売されている熱帯魚フードでも、十分育ちます。ブラインシュリンプやアカムシなどの生餌をあげると良く成長するでしょう。

与える量は、1日に1、2回、数分程度で食べ切れる量を与えます。大量に与えても、食べ残しが水槽の床に溜まり、水質を悪化させる原因にもなるので、グッピー単体で飼育している場合は、様子を見ながら与える量を加減すると良いです。

グッピーの混泳について

グッピー自体、温和な性格なので、混泳自体、相性は良いです。ただ、大型の熱帯魚と混泳したり、縄張り意識が強い、または攻撃性の高い種類の熱帯魚との混泳には向きません。

好む水質が同じであり、グッピーを攻撃したり、生活範囲が被っていたりしない生物との混泳が望ましいです。
例としては、メダカやネオンテトラなどの小型のカラシン、コリドラスやミナミヌマエビ、プレコ系などの温和で生活場所の違うものが挙げられます。

好む水質が同じであり、グッピーを攻撃したり、生活範囲が被っていたりしない生物との混泳が望ましいです。
例としては、メダカやネオンテトラなどの小型のカラシン、コリドラスやミナミヌマエビ、プレコ系などの温和で生活場所の違うものが挙げられます。

グッピーの繁殖について

環境が良ければ、グッピーは自然と繁殖します。繁殖が容易なため、数が増えすぎる問題も考えていかなければならないほどです。

しかし、グッピーの飼育を始めて1ヶ月経っても、繁殖しない、または産まれたものの、稚魚が日に日にいなくなってしまう。そういった悩みも多くあります。

まずは、オスとメスをしっかりと見分ける必要があります。オスだけ・メスだけで飼育していても、繁殖することはありません。
オスはメスに比べ、スマートな体です。体長はオスが3〜4cm、メスは5〜6cmと、メスの方がやや大きくなります。

また、オスは背ビレと尾ビレが広がり、ヒレや体の側面などに鮮やかな模様が出て、尻ビレは細長く尖っている「ゴノポディウム」と呼ばれる生殖器官があります。

確実に繁殖を成功させたいのであれば、複数ペアで健康的な成魚を購入しましょう。

グッピーは交尾後、おおよそ1ヶ月程度で稚魚を出産します。卵胎生なので、卵を産むのではなく、胎内で孵化させてから、稚魚が体外へ出てきます。出産が近くなったメスの腹部は大きくなり、底の方でじっとしていたり、逆に水槽内を泳ぎ回ったりします。

さいごに

グッピーは水質の適応力が高く丈夫な熱帯魚で、様々な品種改良がされ、姿かたちや模様の違いを楽しむことができます。

色々な品種を同じ水槽内で飼育することにより、自分だけのグッピーが産まれてくる魅力もあり、アクアリウムの初心者から、玄人まで、幅広く愛されている熱帯魚です。

ただ、増えすぎたからと言って、川に放流したりは絶対にしないようにしましょう。そうなる前に、水槽のレイアウトや混泳状況、フィルターや水草など、様々なものを見直し、増えすぎない対策を取れるといいですね。

それぞれの楽しみ方を見つけて、アクアリウムライフを満喫しましょう。

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熱帯魚飼育#8 – ミナミヌマエビ – 引っ越し後の水槽

熱帯魚飼育#8 – ミナミヌマエビ – 引っ越し後の水槽

はじめに

こんにちは。今回は前回の記事でも触れましたが、別の60cm水槽にお引っ越しをした ミナミヌマエビ についての記事を書きたいと思います。
引っ越し先の60cm水槽は、ダークブルーシュリンプ達のものと同じサイズで、違いは曲げガラスになっているかいないかの違いです。
初期の頃に購入したカボンバの人工水草が入っているだけの水槽で、濾過は今まで使用していた、gexのコーナーパワーフィルターです。
それでも、ミナミヌマエビ達は日々元気に過ごしております。
基本的には、人工カボンバの中に隠れていて、エサを与えた時にワラワラと出てくる姿が、とても愛らしいです!

ミナミヌマエビカボンバ
人工カボンバとミナミヌマエビ

ミナミヌマエビとは

「ミナミヌマエビ」は、十脚目ヌマエビ科カワリヌマエビ属に分類されるエビの一種で、一般的に販売されているミナミヌマエビは海外原産のシナヌマエビとの交配が進んだものがほとんどで、遺伝子的には日本固有のミナミヌマエビが販売されていることは珍しい程だと聞きます。

日本固有のミナミヌマエビと、シナヌマエビとの違いもパッと見た感じでは見分けがつかないようで、実際に飼育している方で、そこまで気を付けている人は、多分いないでしょう。

しかし、ミナミヌマエビのことを調べていくと「飼育をやめるから、川に流そう」というようなことは、絶対にやめよう。と、改めて思えるようになると思いますので、是非一度ミナミヌマエビのことを詳しく調べてみていただきたいと思います。

ミナミヌマエビを水槽に導入する

ミナミヌマエビを購入し、水槽に入れる時は、ダークブルーシュリンプの記事でも書きましたが、元の水質と、これから入れる水質・水温の違いによるダメージはかなりある、と思っています。
初めて購入したとき、水温は合わせましたが、水質は本当にざっくりとしか合わせず水槽に導入したのですが、1週間〜2週間ほど経つと、ポツポツと落ちていく個体がいました。
もしかしたら、その時の水槽の環境が悪かったのかもしれませんが、その経験から、熱帯魚を水槽に入れる時には、水質・水温はしっかり合わせてからにしよう、と思うようになりました。
一度、水槽の水に慣れてしまえば、意外と丈夫で、そこそこの環境でも平気だと思いますが、急な変化にはそこまで強くない、という感じです。
丈夫で飼いやすく、初心者の方でも安心して飼育は出来ると思いますが、最初は気をつけて慎重に入れた方がいいと思います。

ミナミヌマエビの飼育温度

ミナミヌマエビは、元々日本の流れのゆるやかな川や池などに生息しているので、日本の気候でも問題なく生息できています。
ですので、室内飼育であれば、特にヒーター無しでも越冬可能です。実際、私の家でも、ヒーター無しで水温8度程度の冬を越しています。

ただ、夏場の一番暑い時期や、真冬の一番寒い時期に、ある程度耐えられない個体がいるかもしれません。最適な水温は20〜26度です。
我が家の室内環境でも、30度辺りから少し調子が悪くなりだし、体力を消耗しているような気がするので、可能であればクーラーをつけたり、ファンを水面に当てたりし、水温を下げた方がいいかもしれません。直射日光が当たる環境なら、日陰に移動させたり、日除け対策をするのも良いと思います。

ミナミヌマエビの飼育環境

よく、コケ取り要員としてタンクメイトに選ばれるミナミヌマエビですが、ガラス面のコケには、ほぼ効果はないように見えます。水草や流木、溶岩石などをいつもツマツマしています。

とてもおとなしく、3cm前後のサイズ感なので、ほとんどの小型熱帯魚やメダカと相性が良く、気を使わずに飼育できるシュリンプです。大型種や肉食系の魚と混泳すると、食べられる危険性があるので、注意が必要です。雑食性でも、稚エビなど、口に入れば食べられてしまうので、混泳する場合は対策は必要だと思います。

我が家では、ウィローモスなどの水草につくコケを食べてくれている(ように見える)ので、水草の元気がなくなったり、ということはそんなに無いのかな、と思っています。

水槽内のpHを計測したことがないので、現在の環境がどうかはわかりませんが、月に1、2回、1/3の水換え程度でも元気です。エサを頻繁に、また大量に与えていると、水質が悪化し消耗していくと思いますが、他に熱帯魚などがいない環境であれば、そこまでエサを与えることもないと思うので、気にすることはないでしょう。

ただ、上の写真にもあるように、隠れ家があると、とても気に入って、基本的にはずっとそこにいる感じです。落ち着く環境を提供するのも、必要なことだと思います。
ウィローモスは相性が良いとよく言われています。入手し易く、育て易いので、オススメです!

我が家では、gexのコーナーパワーフィルターを使用していますが、60cm水槽でも、ミナミヌマエビだけなら十分だと思います。

ミナミヌマエビの繁殖

8-1 ミナミヌマエビ 抱卵個体など
エサに集まるミナミヌマエビ達

我が家のミナミヌマエビ達は、20度を超える時期が来ると、繁殖しだすような気がします。
今年(2023年)は、5月に入り、気温が20度を超えてきたな、思ったら数匹抱卵していました。
ヒーターを使用していれば、年中抱卵の可能性があるので、特に問題はないですね!

暖かくなってきたら、100均のものでも良いので、週に1度程度、少しエサを与えると抱卵する可能性が高くなるように思います。冬場はたまーにしかエサを与えていませんでした。

さいごに

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。今回の記事で、少しでもミナミヌマエビの魅力を嬉しく思います。これからも熱帯魚・シュリンプ・水草などの記事を更新していきますので、よろしくお願いします!

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熱帯魚飼育#7 – 水草 – 水槽のレイアウト

熱帯魚飼育#7 – 水草 – 水槽のレイアウト

はじめに

こんにちは。今回の記事は、流行りのAI(Bing)に、文章を書いてもらい、それを参考にしながら記事を作成してみました。さいごに、その時の画像も添付しています。(長かったので、最後にしました。)
今日は水槽で育てている 水草 について紹介したいと思います。私は前回の記事でも触れましたが、ダークブルーシュリンプとレッドラムズホーンを一緒に飼育しています。ただ、水草というと、熱帯魚の飼育に欠かせないものというイメージがありますが、実は水草だけでも十分に楽しめるものです。水草は色や形が豊富で、水中で美しく揺れる姿は癒し効果抜群です。 また、水草は光合成を行うため、水質を浄化し、酸素を供給する役割も果たします。 私は水槽で水草を育てることにもハマっており、現在は7種類の水草を育てています。 今回は、それぞれの水草の特徴や育成過程、成長の様子をお伝えします。

水槽の設備-水草を育成できるのか

私が使用している水槽はニッソーの60cm水槽です。容量は約65リットルで、幅60cm奥行30cm高さ36cmです。 このサイズの水槽なら、部屋に置くスペースもそれほど取らず、手入れも比較的楽です。 また、このサイズなら、多くの種類の水草を育てることができます。

照明はニッソー LED PGライナー600 ブラック 60cm水槽用LEDライトを使用しています。 このLEDライトは1050lmの明るさで、色温度は12000Kです。色温度が高いと、水草の色が鮮やかに見えます。 また、LEDライトは消費電力が約14.5Wと比較的少なく、発熱も少ないため、長時間点灯しても問題ありません。 私はこのLEDライトを朝8時から夜8時までの、1日12時間点灯しています。

フィルターはテトラのオートパワーフィルターAX-60という外部フィルターを使用しています。このフィルターは最大流量が480〜570リットル/時間で、ろ過能力が高いです。 また、外部フィルターなので、水槽内にスペースを取らず、見た目もすっきりします。 このフィルターには付属の活性炭やリングろ材などを入れて、そのまま使用しています。こちらは消費電力が7.7/8.4Wとなっています。
ただ、吸着盤だけは弱く、数日すると取れてしまうので、どちらも取れたまま使用してます。

外部フィルターを使用するようになってから、水槽の状態が良くなったように思います。コーナーパワーフィルターや上部フィルターもそれぞれ良さがありますが、今のところオートパワーフィルターAX-60で問題ないと思っています。

育てている水草の種類

私が現在育てている水草は以下の7種類(他2種ほど不明なものがあります)です。以前の記事から、結構変わってますが、色々あったのでそこは省略してます。

  • ハイグロフィラ・ポリスペルマ:とても丈夫で育てやすく、成長が早いのが特徴です。アクアリウムでは定番だと思います。CO2添加無しでもすくすく育っています。節から根っこが出てきてますが、その辺りから、枝分かれして伸びてきているので、少しずつフサフサ感がでてきました。
  • ルドヴィジアsp. スーパーレッド:赤色が綺麗な水草で、こちらもCO2添加無しですが、特に枯れたり色褪せたりすることなく、綺麗な赤色で少しずつ成長しています。最近半分ぐらいで切って、差し戻しました。切った部分から2日程でまた枝分かれして生えてきてます。
  • グロッソスティグマ:水槽に絨毯を作るのに、よく植えられている品種です。こちらは、LEDライトのほぼ真下に大磯砂を被せて植えましたが、大磯砂からひょっこり顔を出し始めて、少しずつ、少しずつ成長している雰囲気です。CO2無しで、1050lmのLEDライトでは、かなり成長が遅いのかもしれないですね。よく他のサイトでは高光量、CO2・肥料添加でよく育つと書かれていますからね。私は低光量、CO2無添加、大磯砂で肥料も無しなので、成長が遅いのは当たり前ですよね…。
  • ヘアーグラスショート:こちらも、グロッソと一緒にLEDライトの下に植えてあります。成長しているか、まったくわかりません。ただ、枯れることもなく、植えた時から、すこーし伸びてるかな?というレベルです。今後に期待。光量やCO2、肥料がないと伸び栄えないかもしれません。
  • ウィローモス:初期からいる、安定のウィローモスです。何もしなくても徐々に伸び、切っては伸び、現在は溶岩石にふさふさとくっついてます。
  • ミクロソリウム:こちらも、低光量でも育つ品種ですが、あんまり成長は早いほうではないと思います。最近、少しずつ根っこ辺りから、葉を増やし始めました。
  • マツモ:こちらも定番ですね。ただ、マツモは一度LEDのない水槽に入れていたら、溶けていってしまったので、LEDさえあれば、どんどん増殖すると思います。かなり成長が早いですね。私の水槽の環境では、ハイグロフィラと同じぐらいの成長率かなと思います。
6-現在の水槽 - 水草 -の状態

上の画像ですが、左側に見える部分にハイグロフィラと、書いてはないですが、よくわからないのが他2種類植えてあります。
真ん中の溶岩石についているのが、ウィローモス、溶岩石の周りに見えるのがミクロソリウム、後ろに見える草がヘアーグラスショートです。
マツモとグロッソ、ルドヴィジアはこの写真では見えていませんね。
また機会があれば、それぞれの写真をアップしたいと思います。

さいごに

水草は、水槽の景観を美しくするだけでなく、水質を改善したり、魚やエビ達の隠れ家、産卵場所にもなります。

ハイグロフィラやマツモなど、切るだけ、切った部分をまた植えるだけで簡単に増やせる種類も多く、丈夫で手入れも簡単。なので、あれこれソイルや肥料、CO2など用意したりしなくても見た目の綺麗な水槽を作り上げることが可能で、オススメです。
日に日に成長する水草を眺めるのも、とても癒されますよ!

最後に、この記事をご覧いただき、ありがとうございます。今回の記事で水草の魅力を少しでも伝えられたら嬉しいです。これからも熱帯魚(今はエビですが)や水草に関する記事を更新していきますので、よろしくお願いします!

ちなみに、Bing AIとの会話画像です。

Bing AIとの会話

bingai画像1
bingai画像2

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熱帯魚飼育#6 – ダークブルーシュリンプ – 抱卵個体を水槽へ導入・繁殖について

熱帯魚飼育#6 – ダークブルーシュリンプ – 抱卵個体を水槽へ導入・繁殖について

はじめに

こんにちは。今回は遂に飼育することとなった ダークブルーシュリンプ について紹介したいと思います。
ダークブルーシュリンプとは、青い色が美しい小型シュリンプの一種で、チェリーシュリンプの改良品種です。濃いブルーの体色が特徴の、とてもカッコよくてクールなシュリンプです。

水槽のレイアウトも色々変更があり、後でも書きますが、今まで居たミナミヌマエビは、専用の別水槽へ。そして、今まで使用していた水槽にダークブルーシュリンプがお越しになりました。

ネットで5匹購入したのですが、その内の1匹が抱卵していて、なんとか元気に産まれてほしいと、水合わせから慎重にしました。

レイアウトを変更、ミナミヌマエビは独立

6-ダークブルーシュリンプ
ダークブルーシュリンプ達。レッドラムズホーンと共に。

前回の記事までの水槽で飼育していたミナミヌマエビを別の60cm水槽に引越しさせ、その水槽にダークブルーシュリンプを5匹お迎えしました。

水槽には今までの環境と同じで、低床の大磯砂や流木、水草などを入れて、ダークブルーシュリンプに快適な環境にしていきたいと思っています。
水質管理はダークブルーシュリンプを購入してからは、ほとんどしていません。というのも、ダークブルーシュリンプはネットで購入したのですが、1匹抱卵していて、もうすぐ稚エビが産まれそうだったということもあり、あまり水質の変化をさせたくなかったのです。
今は夏前なのでヒーターを使用していませんが、だいたい水温は20~22℃前後です。

ダークブルーシュリンプのエサには、ミナミヌマエビと同じ、100均で購入したエビのエサを、1週間に一度、少しだけ与えています。
でも、結局ほとんどが水槽内に増殖中のレッドラムズホーンに食べられてしまっています…。
バクテリアがいると思うので、そこまでエサには気を使っていません。
今まで、ミナミヌマエビはエサ無しでも数ヶ月間ピンピンしてますし!いったい、何を食べているんだろうと、本当に疑問ですが、いるんでしょうね。バクテリアみたいな、目に見えない何かが。

ただ、引っ越したミナミヌマエビの別水槽は、gex社のコーナーパワーフィルターf1とリングろ材こそ使用していますが、低床もなく(濾過マットが敷いてあるだけ)人工カボンバと、溶岩石がいくつかあるだけなので、あまりバクテリアも繁殖しないのではと思い、週に1、2度、エサを与えるようにしています。

ダークブルーシュリンプの繁殖

ダークブルーシュリンプはミナミヌマエビと同様、繁殖しやすいシュリンプです。購入したエビの中に抱卵個体がいて、1週間程で稚エビが産まれました。何匹産まれたかはわかりませんが、出来る限りみんな元気に育っていて欲しいですね。

6-抱卵個体
影になってますが、抱卵個体です。常に物陰に隠れていて、中々うまく写真が撮れませんでした。

ミナミヌマエビもそうですが、基本的にシュリンプの稚エビが産まれるまでは、こんな感じです。

  • 成熟したオスとメスを同じ水槽に入れる
     メスの背中に卵が見えるようになります
  • メスが脱皮するとオスが求愛行動をする(抱卵の舞)
     オスが水槽内をせわしなく泳いでいるようにみえる、あれですね
  • 交尾が成功するとメスのお腹に卵が見える
     ダークブルーシュリンプは卵も濃い青色に見えました!
  • 抱卵期間は約3週間ほど
     噂では、満月や新月に抱卵やハッチアウトするらしい
  • 稚エビが孵化する
     気づいたら小さなエビが…。感動の瞬間です!

稚エビが生まれるときは、この水槽には熱帯魚はいませんが、他の魚と混泳している場合、食べられてしまう危険性があるので、水槽内に隠れる場所があるといいですね。
マツモやウィローモス、溶岩石と流木の間などに隠れているのがたまに見えます。(普段は隠れるのが上手く、探しても全然見つからない)

他に、餌となる微生物が豊富に存在している状態であると稚エビには良い環境ですよね。個人的には、よっぽど普通に飼育していれば大丈夫?だと思っています。
稚エビは成長するにつれて徐々に色づいていきますが、個体差があるので、ミナミヌマエビっぽい透明な色をしたのも産まれました。
が、この透明な個体は数日経った辺りから姿が見えなくなりました…。隠れているだけなら良いのですが…。
約1ヶ月ですが、少しずつ親と同じくらいの濃いブルーになってきています。

6-3 - ダークブルーシュリンプ の稚エビ
産まれて1週間ぐらいの稚エビ

終わりに

ダークブルーシュリンプを飼育してみてると、とっても可愛くて、ずっと眺めていられます。
青い色が水槽内で映えて、見ているだけで癒されます。また、繁殖も簡単なので、どんどん増やすこともできます。水草などのコケ対策にと、小型シュリンプを飼ってみたい方には、オススメの品種です。

ただ、ミナミヌマエビでもそうですが、急な水質の変化には結構ストレスがかかっていると思うので、導入時の水合わせは慎重にしたいところです。
今回は点滴法で1時間半ほど?かけて水合わせをしてから、水槽に導入しました。
あまり時間をかけ過ぎるのも賛否両論あり、良いか悪いかはわかりませんが…。

ただ、この記事を書いている時点でダークブルーシュリンプを購入してから1ヶ月ほど経過してますが、5匹とも元気なので、少なくとも悪くはないのかな、と思います。

最後に、この記事をご覧いただき、ありがとうございます。今回の記事でダークブルーシュリンプの魅力を少しでも伝えられたら嬉しいです!
これからも熱帯魚(今はエビメインですが)や水草に関する記事を更新していきますので、よろしくお願いします!

6-現在の水槽
現在の水槽はこんな感じです

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熱帯魚を飼育する#5 – アクアリウムレイアウト自作編 –

熱帯魚を飼育する#5 – アクアリウムレイアウト自作編 –

今回は、自作でアクアリウムのレイアウトを作成してみました。
初めての挑戦ということで、自分の想像する「こんな感じがいいな」というものを作成していきたいと思います。まずは材料です。すべてカーマカインズなどのホームセンターと100均で入手しました。

シリコーンシーラント
シリコーンシーラント
吸水スポンジ
園芸吸水スポンジ
パテ
パレットナイフをシリコンを塗る用に使用
コーキングガン
コーキングガン
発泡スチロール
いただいてきた発泡スチロール

発泡スチロールをカッターで切って、コーキングガンを使って、シリコーンシーラントで接着していきます。

発泡上
リングろ材や池の部分をシリコンで分ける
発泡正面
底面フィルターの役割と上部に池を作成するため、だいたいの位置を確認

接着する前に、大まかなレイアウトを決めていきます。これでいいだろうというところで、シリコーンシーラントを使って接着していきます。

発泡シリコン
全体枠が完成!
発泡軽石
シリコンで軽石をくっつけていく

軽石は、ホームセンターの園芸コーナーで数百円で購入しました。
こちらも、発泡スチロールと同様にシリコーンシーラントで接着していきます。

発泡バークチップ植物
観葉植物を植えた上にバークチップを撒く

バークチップは、100均で購入したものです。

発泡水槽正面
結果こうなりました

まとめ

作成自体は楽しくできました。しかし、レイアウトを浮いた感じに見せたく、柱となる部分を後方のみにしてしまったため、水を入れた時点で少しずつ前に傾いてくるようになってしまいました。
これは、「発泡スチロールが軽い」ということと、軽石でも、量がかさばれば重い。ということ、前面を池のような感じにして、水が入るように作成したので水の重さに発泡スチロールが耐えきれなくなったことが原因です。

結局、しばらくそのまま使用していましたが、ガラス前面に付くぐらいまで傾くようになってしまったので、あえなくお役御免となっています。次回では、何事もなかったかのように消えています。

レイアウトを自作する時は、使用するものの性質を良く考えないとだめですね…。
もし、また機会があったら、スタイロフォームを使って作ってみたいと思います。

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cluster (クラスター)GAMEJAM 2022 in AUTUMNに参加!

cluster(クラスター)GAMEJAM 2022 in AUTUMNに参加しました。

clusterページトップimage

2022年秋、 cluster (クラスター)のGAMEJAMというイベントに参加しました。

AWAKES_GAMEJAM_World

こちらは、そのclusterのGAMEJAMというイベントに参加した時に作成したワールドです。
上のリンクをクリックすると、作成したワールドに入ることが出来ます。(※要clusterアプリ)
開会式と共に作品のテーマが発表され、48時間でどんなワールドを作成できるか、というものです。
今回は10月28日21:00~10月30日21:00まででした。
1人でもチームでも参加することが可能で、制作ジャンルは特に問わないルールです。

参加に当たって配布されたTシャツ

GAMEJAM 2022 in AUTUMNにエントリーしたら、Tシャツをもらえました。
届いたのは、イベント開始の結構ギリギリの日付だったと思います。
これを着ながら参加すれば、いかにもイベントに参加してるという感じがしてイイですね!

GAMEJAM2022inAUTUMN-Tシャツ
エントリーするだけで配布されるTシャツ

ワールド投稿特典としての記念メダル

実際に開会式後にワールドを作成し、レギュレーションに沿ってワールドを投稿すれば、記念メダルがプレゼントされます。
こちらは、エントリーしただけではもらえないので、しっかりとワールドを作成し、投稿しなければなりません。

GAMEJAM2022inAUTUMN-medal
ワールド投稿でもらえた記念メダル。まだ袋から出してないので、テープの痕が見えてます。

受賞できれば豪華賞品がゲットできる!

48時間かけて作成・投稿したワールドが大賞やスポンサー賞、UnityJapan賞などを受賞できれば、豪華賞品ももらえます!

今回作成したワールドはテーマ賞のワールドクラフト部門賞をいただくことが出来ました!
ワールドクラフト部門にもいくつかジャンルがあり、今回は「遺跡・城」テーマで受賞しました。

こちらの賞品は卓上クリーナーでした!USB接続で動く机の上を掃除できるクリーナーです。

GAMEJAM2022inAUTUMN-cleaner
テーマ賞でいただいた卓上クリーナー

ちなみに、後日、結果発表会がcluster上であり、参加はできなく、後で動画で確認したのですが、とても盛り上ってました!

参加してみて

今回参加させていただいて、時間的に48時間ずっと付きっきりで、とはいきませんでしたが、とても楽しく充実した時間が過ごせたように思います。
また、ワールドを作成し、投稿した後は達成感もあります。

さらに、受賞できれば色々な賞品もあるので、楽しみもあります。

また機会があれば、次回は「Cluster Creator Kit」を使用した部門の方に参加してみたいと思います。

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cluster (クラスター) – メタバース空間・アイテムを作成 AWAKES –

clusterページトップimage

cluster (クラスター)でワールド・アイテム作成

cluster (クラスター)株式会社が運営するメタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」で、ワールドを作成したり、アイテムを作成したりしたいと思い、始めました!

cluster自体はパソコンでもスマホでも、アプリをインストールし、アカウントを登録すれば直ぐに始めることができ、他の人が作ったワールドにも遊びに行くことができます。

ワールドを簡単に作成できる「ワールドクラフト機能」があり、既に用意されている床や壁などのアイテムを使用し、自由にワールドを作成することができます。

また、自分で「unity」などの外部ツールを使用し、ワールドをを作成することもできます。
こちらはモデリングなどについても色々と勉強する必要がありますが、より自由度の高い、オリジナルなワールドが作成できます。

ワールドを作成

アイテムを作成

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熱帯魚飼育#4 – 南米プラナリア – 水草導入、白い線状の小さい生物発生から消滅編 –

熱帯魚飼育#4 – 南米プラナリア – 水草導入、白い線状の小さい生物発生から消滅編 –

久々の投稿となります。
まさかの 南米プラナリア という生物が発生しました。消滅したので良かったですが…。
以下、順に現在まで経過してます。

前回から次に何をしようと思ったのか

前回、水槽に流木とウィローモスを入れてから、しばらくは流木のアクも出ていたので、そのまま放置してましたが、ウィローモスも少しずつ育ってきたので、そろそろ何か飼育しようと思い、ミナミヌマエビを導入しようと思いました。

コケの対策にもなるし、エビも可愛いしと色々調べた結果ミナミヌマエビに決定です!
と、そう思い立ってから、実際は色々とあったのですが、ブログの投稿自体はなかなか更新できず…

まぁ、どうせ誰も見ていないし…そう思うと弱気になってしまうので、いやいや、だからこそ、なんでも書きたいことを書けるし、そもそもブログは日記のようなもの!と思い、今回、書きかけていたブログの、ようやく更新に至りました!

先ずは、現在の水槽の状況です。

aquarium-2201
2023年1月の時点です

現在の水槽の状況

1つ目に、前回の投稿からかなりの日数が経ってしまいましたが、現在の水槽の状況はというと、上記の写真のような感じです。
別に60cm水槽があり、そこにマツモとミナミヌマエビ、レッドラムズホーンを退避させています。というのも、レイアウトを色々と変更したいと思っており、完成するまで、レイアウトを崩したりしてエビに影響があるかもしれないので。
ただ、こちらにもレッドラムズホーンの稚貝が数匹とミナミヌマエビも2匹ほど稚エビが入っているのを確認してます。(どこにいったかわからず、隠れているため、退避させられない)

ポトスを頂き、水中へ

前回の投稿から、ミナミヌマエビを飼育しようと思ったのですが、水槽が寂しいと思い、レイアウトも考えようと思いました。
この時点でミナミヌマエビは10匹程導入しています。
そんな時に、ポトスを少し分けてもらえることになり、水槽内でポトスを育てられないかと思い、入れることにしました。

最初は上部式フィルターの中に置いておきました。
以外と成長してくれて、フィルターに使用していたろ過マットに、根が張っていた感じです。

なんやかんやあって、現在は水中にありますが、大磯砂(南国砂ですが)にも根を張り、少しずつではありますが、成長している状況です。

キューバパールグラスを導入

続いて、2022年の秋頃だったと思いますが、低床に絨毯の様に生える水草に憧れ、キューバパールグラスを導入することにしました。

amazonで1000円程で購入したのですが、状態も良かったです。

ただ、いざ植えようと思うと、直ぐに浮いてきてしまい、植えるのにかなり難儀しました。
だんだん諦めムードになり、溶岩石にねじ込んでいくのでした。

aqua2301-2
溶岩石にねじ込んだキューバパールグラスと、後ろにポトス2本

溶岩石の少し大きめに空いた穴に入れても、以外と成長し、弱いですが伸びた部分が活着もしてます。流木にも少しずつランナーを伸ばしつつもあるので、活着力はそこまで強くないものの、石や流木にも活着するようです。

マツモを導入

この時点でミナミヌマエビも10匹ほど最初に購入したものが、少しずつ抱卵し、稚エビ達が生まれ、数も増えてきていました。

ただ、流木に黒髭コケが、ガラス面に茶ゴケが発生し、それが気になって、流木の黒髭コケは取り出しては歯ブラシでコケを落とし、ガラス面の茶ゴケは100均で買った、長い取っ手付きの小さなスポンジでこすって落としていました。

エサのあげすぎなのか、富栄養化しているのだろうな、とは思っていましたが、どうにか良い方法はないかと考え、安易にも、そうだ、マツモを入れよう。となったのです。

良く育つ水草を入れれば、水槽内の栄養もそれだけ早く消費されるだろう、という浅はかは考えです。

こちらもネットで購入しました。600円程だったと思います。

マツモは根が無く、浮草で水に浮くので、スドーの多目的シェルタースクエアminiを使用し、そこに3本ずつマツモを通し沈めてます。

aqua2301-3
導入したマツモ。植えている感じにしたかったので、多目的シェルターを使用

南米プラナリアが発生

ある日、水槽を眺めていると、ガラス面が何やら気になり、よくよく見てみると、小さくて細長い数ミリ程度の白い物体がうごめいていました。
なんだこいつ!?と思い、ネットで調べに調べました。
すると、どうやらこの生き物は南米プラナリアと呼ばれるプラナリアの一種だということがわかりました。
頭の部分の三角がなく、おそらく普通のプラナリアよりも小さく、色も白いので南米プラナリアで間違いないと思います。

ちなみに、中には南米原産でもないのに、「南米プラナリア」と呼ぶのはおかしい、という意見もあり、誰が名付けたかわかりませんが、一応ここでは俗称でも「南米プラナリア」と呼ばせていただきます。

写真を撮ろうと思ったのですが、かなり小さく、なかなかピントが合わず、写真に収めることは出来ませんでしたが、最終的にガラス面にかなりの数がいて、衝撃を受けました。

これはなんとかしたいと色々と調べたのですが、ヒルやプラナリアのみをやっつける薬が効くとか効かないとか…。

チェリーバルブが食べてくれるらしく、その動画もあり、チェリーバルブを導入するか、かなり悩みました。

アカヒレでも、メダカでも、ひょっとしたら熱帯魚を飼育していればある程度、ガラス面に付いている分は食べてもらえそうな感じはしますが、実際に導入して検証していないので確証はありません。

日に日に増えていく南米プラナリアを見ながら、共存するか…と、この件は、とりあえずいったん保留としました。

ミクロソリウムとレッドラムズホーンを頂く

その後、2022年の10月末頃に、ポトスを頂いた虫博士に、ミクロソリウムをいただきました。
本当は別の人にレッドラムズホーンをあげるという話から、一緒にいた私にも、ミクロソリウムをくれる、優しい虫博士です。

その後、自分もレッドラムズホーン導入したいと思い、虫博士からレッドラムズホーンをもらった先輩から、2匹分けてもらいました。

レッドラムズホーンの能力はなかなかのもので、徐々にガラス面に付いた茶ゴケが綺麗になっていくのがわかります。
カバクチカノコ貝やフネアマ貝の方がコケ取り能力は良いらしいですが、レッドラムズホーンも赤色のカタツムリの見た目に最初は抵抗ありましたが、口をもぐもぐさせながらガラス面の移動する姿を見ているうちに、段々と可愛く思え、愛着が出てきました。

よくよく見ると、いただいたミクロソリウムにレッドラムズホーンの卵らしきものがあるのに気づきました。

レッドラムズホーン、直ぐに増えだす

レッドラムズホーンを水槽で飼育してから1か月程経った時には、親レッドラムズホーンがかなりの卵をミクロソリウムに産み付けてました。
最初はミクロソリウムの葉の部分だけだったのですが、段々と水槽のガラス面にもいくつも産み付けているので、レッドラムズホーンは増えすぎるというネット情報に、そんな言うほど爆増するかねぇ、なんて思ってましたが

ホンマや!

その産み付けられた卵も、10日も経てば小さなレッドラムズホーンの稚貝がそこら中に…

aqua2301-4
レッドラムズホーンの卵と稚貝。直ぐに増えます。
aqua2301-5 南米プラナリア
生まれて1か月程?経ったレッドラムズホーン。金色に輝いている!金運が上がりそう?

レッドラムズホーンはミナミヌマエビに与えている粒状のエサを一緒につまんでいるときもありますが、基本特にエサは与えていません。
ガラス面に付いた茶ゴケや、低床の砂利についているコケももぐもぐしながらうろうろしてます。

上の写真ですが、少しずつ成長している稚貝達が、いつの間にか殻の色が金色に!

すごいと思って調べてみると、レッドラムズホーンの子供は光の加減もあって?金色に見えるみたいですね。それも可愛いですよ!

しかし、この増え方から考えると、本当に増えすぎると思うので、それも今後考えていかなければと思います。

南米プラナリア消滅

そんな状態のまま、しばらく水槽に変化はなく、2022年12月。
具体的にいつ消えたのかは定かではありませんが、クリスマス過ぎに、あれだけ水槽のガラス面にうじゃうじゃいた南米プラナリアが、忽然と姿を消しているではありませんか。

その後、レイアウトを変更しようと、ミナミヌマエビとレッドラムズホーンを別水槽に退避させ、水槽をリセットしたので砂利の中まで確認したのですが、やっぱり見当たりませんでした。

そもそも、どこからもらってきたのか、ですが、キューバパールグラス、マツモを導入した後に発生したのを確認したので、そのどちらかが怪しいと思っています。
ただ、キューバパールグラスを植える直前に、上部フィルターを止め、gexのコーナーパワーフィルター1に変更したので、ろ過力が落ち、もともといた(とすると、ミナミヌマエビに付着していた以外にないですが)のが見える程度まで増えた可能性も無きにしも非ずです。

気になるのはなぜ消滅したのか、ですが、上記フィルターの変更と、ミクロソリウムを入れたぐらいから(10月末)足し水をするぐらいで、水の入れ替えをしていなかったので、あまりにも水質が汚くて消滅したというのがひとつあります。

しかし、ミナミヌマエビは元気にしてますし、エサもほとんど与えなくっていた(ミナミヌマエビもマツモなどの水草に付いているであろうコケなどをつまつましていた)ので、そこまで悪化していたとも思えません。

もうひとつ考えられるのは、水温です。
ミナミヌマエビもレッドラムズホーンも、他水草もおそらく耐えられるだろうということで、この水槽にはヒーターを付けていません。

ですので、室温とほぼ同じで、冬の現在では一日を通して8~10度ぐらいの水温になっています。
もしかすると、この水温では南米プラナリアは生きていけないのかもしれませんね。

今年の春~夏にかけて、また発生するようであれば、例えば卵を産むなど、なんらかの方法で越冬可能ということになるので、その辺りも気になります。
出来ればもう発生してほしくはない…。

ルドウィジア?を導入

2023年になり、たまに行くホームセンターで300円程で「ミックス水草」という円筒状のプラスチックカップに入った数本の水草が売られていたので、可愛いと思い買いました。

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水草の種類が書かれていなかったので、何かわかりませんが、調べたところ、多分ルドウィジアではないかと思います。
赤色の方2つはルドウィジアsp.スーパーレッドの水上葉に見えます。
緑色の方は3つあり、1枚目の赤い方の写真の左下にひとつ写ってます。
こちらは葉先が丸かったり、少し尖り気味だったりしますが、ルドウィジア ナタンスかなと思います。

これらが何かわかる方おられますか?

最後に

改めて、今現在(2023年1月)の水槽の写真です。

aquarium-2201

左奥にはgexのコーナーパワーフィルターから3本チューブを上に伸ばしております。
コーナーパワーフィルターの上に直接物を置きたくなかったので、その部分には100均で購入した横長のプラスチック製で網目状のカゴを、配線分切り取ってかぶせてあります。
その上に、こちらも100均で買ってきた小物入れ2つを重ねて、下段には何も入れてませんが、上段の小物入れに、底まで2本チューブを垂らし、その上に上部フィルターに使用していたリングろ材を入れ、さらに空いているスペースにウールマットを敷いてあります。

滝のような感じで、水が溢れて手前から流れてくる感じになっています。

ウールマットの上にはキューバパールグラスを置いてあります。
後は、プランターからアスパラガスとペペロミアを切って、生えたらいいな程度に挿してあります。

水槽に入れて半年ほど経つ流木からは、アクは出なくなり、水の色が濁ることはなくなってます。

もう少しレイアウトを考えて変更したいので、まだエビ達とレッドラムズホーンはしばらくマツモと一緒に別水槽にいてもらうことになりそうです。
ちなみに、最初3本だったマツモも、切っては伸びを繰り返し、現在は多目的フィルター3つを使用し、9本になってます。これらも結構伸びているので、マツモも切れば切っただけ増やすことができそうです。

あと、今回記事にはしませんでしたが、砂利の底上げのためにホームセンターで軽石を購入し、洗濯ネットに入れて使用してみたりもしました。
しかし、確かに底上げするには良いと思いましたが、使用前に洗っても、結局ネットの中で石同士が擦れて白濁してしまうのが気になり、今は使用しておりません。

それにしても、ガラス面汚いし、石組みも変だし、どうしたものか…。
まぁ、それを考えるのが楽しいですよね!
それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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